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赤いネイルも自分が好きならいいじゃない


"しっかりお化粧されているナチュラルではないメイク"が好きだ。


それは私のファッションの始まりがコンプレックスの塊から外の世界で生きるための鎧が必要だったから、だと思うのだけど、ただシンプルに自分の好みとしてもバッチリお化粧顔なメイクが好きなのである。

だけど気分によってはマスカラオンリーとか、あまり手を加えないメイクにしたい日がある。そのように気分次第で軽めのメイクにもするし、ナチュラルメイクが嫌いなわけではない。


男性陣はナチュラルが好き(な人が多め)な傾向があるから、髪型はさらさらストレートが好評だしメイクもあまり手を加えていない(ように見える)方が好評である。でも女性陣からは強めな髪型や尖ったファッションが好評で、そちらの方が褒めてもらうことが多い。

これは男女の違いであるけれど、私はどう言われようとあまり気にしていない。全ては私の好みであって、周りの意見は関係ないと思っているからだ。アドバイスされたとして、その通りに変わるわけではないしスルーするわけでもなく、ただその人の意見として"受け入れる"だけである。もし「こういう風に変わってほしい」なんて言われたとしても1ミリも聞く耳は持たないだろう。私は私なのだ。



自分の好みを知らない?


アドバイスを受けて全面的にその通り従ったり、好きな人の好みに合わせてメイクや服装が変わってしまったりするのはちょっと違うかなと思っている。"自分"があってその上で人の意見を取り入れることでレベルアップや変化をしているのなら素敵なのだけど、始めから自分の好みを知らずして人に言われるがまま変わってしまったり流されてしまったりするのは、その人自身が見えてこなくてなんだか残念なのだ。


「(イケてる)美容師と付き合いだしてから赤いネイルをするようになった。昔はあんな派手な爪じゃなかったのにね。」と、歪めた顔で年上の女性がこっそり耳打ちしてきた言葉にゾッとしてどうにも記憶にこびりついて離れない。何年も昔のことなのに。一言で返すなら「だから何?」である。
言われた側の女性の赤い爪は、マニキュアなのにジェルみたいなツヤんとした輝きを放ち、本人も生き生きと輝いていた。ネイルが剥げている日なんて見たことがなく完璧にお手入れされた手元とおしゃれな服装に身を包み、とても素敵な女性だった。

恋をしてそのようにプラスに変化していくことは素敵なことだ。人に合わせて変わったわけではなく、レベルアップの変化だ。それを妬むのは、自分が不幸せで輝いていないのだと自ら周りに公表しているようなものであり、なんと悲しい思考なのだと感じてしまう。



自分ベースであること


"モテメイク"なんて言葉があるけれど私は人生の中でその類のことを考えたことも取り入れたこともない。だけどそれを極めている女性のことを否定しているわけではなくて、むしろそれはそれで素敵だとさえ思っている。モテるためのメイクが好きならば、それを自分が好んでしているのならば、それがその人にとっては正解なのだ。

"モテるため"というと相手ベースに見えてしまうがきっとそうではない。モテるためのメイクやファッションをすること自体が好き、なのではないかと思う。それはもう自分の好みの話だから、れっきとした自分ベースである。



好きの基準


メイクやファッションに限らずなんでもそうだけれど、自分が好きならそれでいいと思うのだ。例え好きな男性にナチュラルが好きなのにと言われようとも、女性にあんなネイルにしてと妬まれようとも、関係ない。他人の意見に振り回されたくない。自分ベースで、自分の基準でいられたらそれでいいじゃない。自分が自分のことを好きでいられることが1番大事なのだから。

そうやって心に正直に生きていたいと思うのである。


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