桜の風景
ヴラホワ イヴァイラ 作 295×205mm
“A Sakura view” by Ivayla Vlahova
今回の作品展では様々な桜の絵が並び、それぞれ個性的に描かれていますが、中でも一風変わった絵柄なのが、ブルガリアの作家によるこの作品です。
真ん中にあるのは目でしょうか?周囲にはまつげや視神経のようなものも見られます。その目を囲むようにして咲き誇っているのが美しい桜です。絵の中には千代紙も使われていて日本的な雰囲気もあるのですが、全体にはもっとエキゾチック。桜のピンクと淡い千代紙の色を黒い部分がきりりと引き締めています。
ゴージャスに咲き誇る桜と、こちらを見据える視線。心の中の風景のようにも見え、何とも不思議な魅力のある作品です。ぜひオリジナルの作品を見ていただきたいと思います。
(「桜 –我が心のふるさと–」出展作品 2024.3.13~4.6 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)
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