SengaArt

剪画(切り絵)専門のギャラリーを主宰しています。

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    剪画(切り絵)教室についての記事を掲載します。

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    剪画アート&スペース関係の作品展をまとめています。

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    剪画作品をご紹介します。

最近の記事

今日の教室:リンゴとリス

 昨日に続いて今日も教室。リンゴの絵を準備していましたが、このクラスはそのまま作品を作るのではなくて、何かしらアレンジをして制作します。  このドングリを頬張っているリスの絵は剪画はがき制作キットのために日野さんが書いてくれて絵です。もともとはがきサイズのものでしたが、色紙サイズに拡大して今月のシニアの教室で使いました。生徒さんたちはそのデザインと少し縮小したリンゴの絵を合わせてコラージュ。リンゴのデザインも拡大率を変えて、いくつか切ってくれました。  さらにイチョウの木と組

    • 9月の教室:りんご

       ベルンのゲストハウスでは時間があると作家たちが作品に取り組んでいました。つられて私も帰ったらすぐに必要になる教室用の作品を制作。彩色・仕上げは帰ってきてからしましたが、デザインして輪郭を切ったのはベルンでです。  思いっきり大きくしたリンゴと木になったリンゴ。大きいリンゴは中に模様が入っているので、彩色はしなくてもそれなりの仕上がりになります。木や葉と共に描かれた方はリンゴや葉に彩色をする必要がありますが、やはり赤いリンゴは可愛らしいですよね。1つは青リンゴでも良かったかな

      • 剪画ワークショップ in ベルン

         昨日は切り絵のワークショプでしたが、今日は私が日本から材料を持ち込んでの剪画ワークショップ。メンバーの1人であるドーラが手伝ってくれました。  午前中は13名の方が参加。鳥取でも使用した金魚・龍・蓮の花から1点を選んで切ってもらいました。サンプルは赤とオレンジ色で彩色してある金魚ですが、みなさん緑色、青、黄色など様々な色に彩色してくれました。  13時からはギャラリーツアーとして30分ほど剪画と和紙の説明をしました。一応45分の時間を取ってあったのですが、やはり英語で45分

        • 切り絵ワークショップ in ベルン

           今日は切り絵ワークショップの日。午前・午後に分けて2回行われました。切り絵ワークショプはブルガリアのリナの生徒さんたちが担当。グループに別れてキビキビと取り仕切ります。  トレーニングシートを使っての丁寧なカッティング指導。英語でワークショップを開催する時私はいつも最短の説明になってしまうので、順を追って細かく説明していく言葉のひとつひとつが、とても参考になりました。  基本的にカッティングするデザインが小さなものなので、手早く終わった人は2つか3つの切り絵を制作することが

        今日の教室:リンゴとリス

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          KIRI-E 展のレセプション

           今日の夕方6時からJapan Information and Cultural で切り絵展のレセプションがありました。展示作業を終わらせ、タイトル札を確認し、会場を片付けてひと段落。そして着物に着替えました。日本ではまず着ることのないのですが、いっしょに作品展を開催している友人のリナは着物を収集していて、こういった機会には必ず着物を着るのです。そして私の着物までちゃんと用意してくれました。  会場には日本文化に興味のある方がいらして下さって、熱心に展示を見てくださいます。来

          KIRI-E 展のレセプション

          続 飾り付け

           昨日に引き続いて作品展の飾り付け。私が担当する剪画のエリアは、20点余しかないので、友人たちがあっという間に壁に綺麗に展示してくれました。が、ブルガリア勢の作品は百点以上もあり、台紙に貼り付けたり、額に入れたりする作業もあって、とても時間がかかります。  膨大な数の作品をカテゴリー別にして、どんな風に吊り下げるか…。ワイヤーの数にも限界があり、効率よく吊り下げる方法を考えつつの展示。作品自体はそう大きくないため、2段掛けも取り入れながら変化に富んだ飾り付けを進めています。

          続 飾り付け

          塩漬け作品の飾り付け

           13日から始まる作品展の飾り付けをするためにJapan Information and Cultural Center へ。今回展示する作品は2019年にワルシャワで展示して、その次の年にもう一度ポーランドの別の場所で展示をするつもりで友人宅に置いてきた作品たちなのです。  5年間の間友人宅の倉庫で塩漬けになっていた作品たち。まず会場で点検します。作品と額はちゃんと揃っていました。ワークショップに使う色紙と扇が湿気で黒カビにやられていましたが、今回の展示には問題なさそうです

          塩漬け作品の飾り付け

          休養日?

           昨日NIHON MATSURIが終わり、展示会場の飾り付けは明日からなので、今日は休養日…ということにはなっていますが、実際には展示準備を進めています。  なんせ物価が高いスイス。ブルガリア勢は車で来ているため、私たちはベルン旧市街地から30kmほど離れた民泊に泊まっています。食事もブルガリアから持ってきたり、スーパーで買い出しした食材で自炊。ちゃんと料理が得意なメンバーがいて、ベジタリアンの私の食事まで用意してくれるのには感激です。  そして展示のための大作を仕上げるべく

          NIHON MATSURI

           今日もベルンの歴史博物館で開催されているNIHON MATSURIでワークショップをしました。このお祭りでは、屋外におにぎりや唐揚げなどのブースが出ていた他、着物の生地で作られた袋物や、日本的なTシャツ、キャラクターものも販売されていました。さらに奥の方には浴衣を着て赤い傘の下で撮影、切り絵だけでなく水墨画のワークショプも開催されていました。  中でも切り絵のスタッフはブルガリア人、水墨画はポーランド人で、それぞれに自国から来て絵を販売したりワークショップを開催していたのは

          NIHON MATSURI

          歴史博物館でのワークショップ

           今日はNIHON MATSURIで、切り絵のワークショップのお手伝いをしました。このお祭りは、ベルンの歴史博物館で、土日の2日間行われています。ブルガリアの切り絵の会がブースを出してワークショップを主催。黒い紙に日本的な切り絵のデザインをホチキスで留め、希望者にナイフで切ってもらいます。そしてスプレー糊で台紙に貼り付けていました。  今日は私はお手伝いの身なので、とても気楽。彼女たちのやり方をみながら、時折ナイフの刃を差し替えたり、周囲を片付けたり…。もともと日本に興味のあ

          歴史博物館でのワークショップ

          タイダイと和紙染と

           姪が夏休みの宿題でタイダイをするというので、一緒に染料を買いに行きました。彼女はYouTubeを見ながら、Tシャツを濡らし、絞り、タイダイ用に巻いてゴムで留めます。線量のうすめ方が少なかったのか、思ったよりもずっと濃く色が出てしまいましたが、それはそれで面白い感じです。  私は机の上のビニールシートに残った線量を和紙に吸わせて薄めの色合いに染めました。和紙に皺を寄せて拭き取るような感じにしたので、ムラ模様に染まっています。こんな感じならカレンダーの背景に使えるかも知れません

          タイダイと和紙染と

          「青の世界」の飾り付け

           今日はレストランナカムラさんで日野さんとランチ。ナカムラさんは明日からお休みなので、その前に9月に開催する「青の世界」の飾り付けも行います。  今年は日野さんとの2人展ですが、作風に統一感がないので、青色をテーマにそれぞれ作品をまとめました。お茶時間やりんどうの花、かもめ、孔雀、木々などさまざまなモチーフを青い和紙を使って表現。シックな内装のこのレストランには良く似合っているのではないかと思います。  9月はまだ暑さが残っていて秋らしい感じがしないこともありますが、夏とは違

          「青の世界」の飾り付け

          「鬼の伝説」展@谷地区公民館

           7月に剪画ワークショップをさせていただいた鳥取市の谷地区公民館で「鬼の伝説」展が始まりました。こちらで剪画展を行うのは初めてです。  この公民館には専用の展示室がないとため、廊下や会議室を活用して展示してくださっているとのこと。伺った時にもワークショップや地域活動で多くの方々が出入りしていた場所ですので、多くの方々に剪画をご鑑賞いただけることと思います。  「鬼の伝説」は、昨年剪画アート&スペースで展示した後、鳥取の大村地区公民館をはじめとしていくつかの場所で展示していただ

          「鬼の伝説」展@谷地区公民館

          Flat Bakery さんの9月の剪画

           今までヒマワリの作品を飾っていただいていたフラットベーカリーさん。まだまだ暑い日が続いているもののさすがに9月にヒマワリは違うだろう…ということで、絵を交換してきました。日野さんの作品はリンドウで、私の作品はキキョウです。  どちらも紫系の花ですし、月と共に描かれているので、秋らしい雰囲気になっていると思います。前回の作品よりも少しサイズが大きい上、額が縦使いなので、思ったより下に張り出してしまいました。今のところ商品にはかかっていませんけれど…。  ここのところ台風の影響

          Flat Bakery さんの9月の剪画

          和紙をまた買う…

           夏はワークショップが多いので、濃い色の色和紙が欲しくて先月久しぶりに蔵前にある田中和紙に行きました。置いてある商品が少ないな…と思ったら、8月の末にお店を閉めるとのこと。初めてこのお店に伺ったのは 40年くらい前のことで、さすがに少し寂しい気持ちになりました。  また9月にワークショップがあるので、もう少し無地の和紙を買っておこう…と思い今日もお店へ。無地の和紙はもうメーカーさんに返品してしまったそうで、在庫はありませんでした。…とはいえ半額のセールにつられて染め和紙と色紙

          和紙をまた買う…

          アニーさんを囲む夜

           昨夜、アニーさんがブルガリアに帰る前に、剪画アート&スペースの作家さんたちと持ち寄りの夕食を囲んで、小さな会を持ちました。  ビール、日本酒なども並びましたが、剪画で描かれた猫のラベルのた白ワインも…。このワインはブルガリアのもので、日本の会社がインポートしてアニーさんにラベルのデザインを依頼し、現在日本で販売されているものです。フルーティで口当たりの良いさわやかなワインでした。  近況の報告から、剪画のこと、これからの計画、日本の食べ物のこと、文化のことなどなど…話は尽き

          アニーさんを囲む夜