![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145519977/rectangle_large_type_2_ef5597b2b1320e6eb8d1fb5418a51331.jpeg?width=1200)
2024 皆既日食
戸張 禮子 作 210×297mm
“Total Solar Eclipse 2024“ by Reiko Tobari
工芸品や鯉など、様々な金色を描いた作品をご紹介してきましたが、私たちは光も「金色」として認識しています。神々の光のような抽象的なものから、朝日や夕日のように太陽が登ったり沈んだりする時も…。
戸張さんは日食を取り上げました。確かに直接見ることができないほど強い光を持った太陽に目を向けるのは、日食を観察する時だけかも知れません。天体に興味のある方は、特別な眼鏡を使って天を見上げた経験があることでしょう。
そんな風景を黒いラインと人々のシルエット、加えて見上げる人を1人だけ描いて、日食の日の雰囲気をうまく表現しています。もともと見えない光の強さを黒い太陽とゆらゆらとした曲線で伝えているのもユニーク。金色の一面を伝えてくれる楽しい作品だと思います。
(「金の輝き」出展作品 2024.6.12~6.29 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)
![](https://assets.st-note.com/img/1719583570890-xsra3bFwlV.jpg?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?