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葬送のフリーレンと宮台真司「終わりなき日常を生きろ」
アニメ葬送のフリーレン、私も家族もハマっております。上質なアニメってホントいいですね。
さて、私が感じる葬送のフリーレンの世界独特の「雰囲気」について、少しお話したいと思います。
本作はいわゆる中世ファンタジーアニメですが、その世界観の特徴は「既に勇者が魔王を倒した後の世界」だということ。だから多少、魔族の生き残りはいるものの、基本的に平和といっていい世界のようです。
平和な世界。つまり魔王が
だが、それがいい!花の慶次〜雲の彼方に〜悪役列伝
天に愛されるとは。仲間とは。美学とは。この腐りきった令和の時代に聞いたふうな口を聞かぬための「漢の」処方箋。
原作 隆 慶一郎 漫画 原哲夫 集英社
さて、今回ご紹介の漫画は知らぬものとていない、一度読んでしまえばトリコにならぬ男はいない怪作、花の慶次です。
本作の魅力はとにかく主人公前田慶次。秀吉があらかた天下を取り、戦国時代が終焉していく中で、「下剋上」であった社会も次第に窮屈になってい
漫画『HELLSING』(ヘルシング)過剰と闘争の美学又は厨二病の末路
「過剰」こそが「価値」の源泉である。
こんばんは。システムの檻の中で生きてますか。灰色の日常にうんざりしてますか。
今日はそんなあなたに「過剰と闘争」かくあるべし、という翼を与える「過剰」な漫画をご紹介します。
『HELLSING』(ヘルシング)平野耕太 1998-2009年 少年画報社 全10巻
https://www.amazon.co.jp/HELLSING-5
です。本no