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みんなのUXリサーチマガジン

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UXリサーチャーが「参考になる!」と感じたUXリサーチに関する記事をまとめています。 運営メンバーも募集中です。
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#リサーチ

「事業に活かすリサーチ」の組織浸透 - ペパボがべぢまきさんに社外顧問をお願いした話 -

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます! GMOペパボ で全社のリサーチを推進しているプロダクトデザイナーのまあやと申します。 この記事では、リサーチを事業成果につなげるため「社外顧問と協力してモデルケースをつくり、リサーチの組織浸透を進めた事例」を書きます! 💡 こんなお悩みを抱えてる方のヒントになればと思います。 リサーチに限らず、「組織浸透」にお悩みを感じてらっしゃる方に何かしらのヒントとなるかもしれませんので、ぜひ読み進めていただけると嬉しいです🏃

UXリサーチを柔軟に再設計したことで、プロダクトを爆速改善した話

この記事はリクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2023の 6日目です。 こんにちは、プロダクトデザイン室の飯野です! みなさんリサーチは好きですか? 僕はリクルートに中途入社してからUXリサーチに携わるようになり、その面白さにハマってます。問題の解像度をあげて理解を深めたり、予想外のユーザーの意見から視野を広げられる経験は、とっても楽しいです。   一方で、リサーチは気づきを得た上で、その後のプロダクト改善を達成することまでを目的と捉えることが重要だとも

N=1の「最高の体験」を考え抜くたった10秒の習慣とは

自分には、働き始めてから9年間続けているちょっとした習慣があります。それはユーザーインタビューをやった直後の10秒に、ある問いを自分に投げかけることです。 これだけです。チームで振り返りの時間が取れるときもそうでないときも、一瞬でいいので問いかけるようにしています。もともとは新卒の頃の上司でユーザー調査が抜群にうまい上司がやっていた習慣で、気づけば自分も9年間続いていました。 最近 X (twitter) でこのことを書いたところ、少し興味を持っている人が意外と多そうだっ

初心者必見!明日から使える、ユーザーインタビューで深掘りをするためのTips大全

こんにちは!PdMをしているめーら(@mela_dayo)です。 前回の記事では、リサーチを社内に浸透させるために取り組んだことを説明しました。 今回は実践編として、ユーザーインタビューで的確なヒアリングをするためのTipsをご紹介します。 🦔 🦔 🦔 協力者にありのまま話してもらうためのコツインタビューは協力者のありのままの声を集めることが目的です。そのためには相手と打ち解けることが大切。 そこで、下記4つのことを心がけてインタビューに臨んでみましょう。 詳しく一つず

Research Conference 2023 参加レポート

こんにちは。リクルートプロダクトデザイン室の海老田です。 今回は当社九段下オフィスにて行われました、Research Conference 2023の参加レポートを、弊社から参加したメンバーでまとめました。 Research ConferenceとはResearch Conferenceとは、リサーチをテーマとした日本発のカンファレンスです。 https://researchconf.jp/ より良いサービスづくりの土壌を育むために、デザインリサーチやUXリサーチの実践

ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ【追加の質問に答えます】

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでDesignOpsを担当している野澤です。 先日行われたResearch Conference2023にて、「ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ」というテーマでatama plusの伊藤と河口が登壇を行いました。私もDesign Opsのメンバーとして、二人の登壇に伴走しておりました。 おかげさまで当日は質疑応答の時間に答えきれないほど多くの反応・質問を寄せていただきました!(セッ

ユーザー理解は、自組織理解から!インナーリサーチのススメ

SaaS業界で働くデザイナーの輪郭線を描き、BtoBビジネスとデザイナーをつなぐ 「SaaS Design Conference」。リクルートから、UXリサーチャーとして活躍中の大草真紀が登壇。自身やチームが取り組むリサーチ案件の紹介から、具体的な手法などを紹介。そしてプロダクト改善のため、実は「自組織の人に目を向けたインナーリサーチが効果的」など、数多くの役立つナレッジについて語った。 ※イベント内容の一部を抜粋・編集しています。 (1)自己紹介■プロフィール 大草真紀

新人デザイナーがリサーチワークで経験した試行錯誤と得た学び

こんにちは!デザイナーの轟です! みなさんは、リサーチワークを行ったことがありますか? 私はrootに入社してすぐの頃、トレーニング期間として3ヶ月間のリサーチワークを行いました。 結論として、めちゃくちゃ学びの多い期間となりました。 初めは、何をリサーチすれば良いか分からなかったり洞察が甘かったりと失敗することが多かったですが、その度に先輩デザイナーからアドバイスをもらいブラッシュアップを繰り返すことで、着実に成長することができたと感じています。 今回は、「私がやった

速を出すUXリサーチ(社内リサーチ編)

こんにちは、GMOペパボ株式会社でデザインとUXリサーチをしている うえだです。 これまでホスティングサービスのデザインを主に担ってきましたが、今年に入ってからUXリサーチが組織的に求められる機運が高まってきました 🙌 業務でリサーチに着手しながら、いろんな壁にぶつかっています。そのうちの一つがスピード感。 「リサーチって時間かかるんでしょう」という認識は、誰もが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。「効果があるのは分かるけど、時間がかかるのはねぇ…」というのは私も

リサーチを広げるモメンタム【RESEARCH Conferenceプレイベント レポート】

デザインリサーチ、UXリサーチをテーマとした日本発のカンファレンス「RESEARCH Conference 2023」を5月27日に開催します!「より良いサービスづくりの土壌を育むために、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、リサーチの価値や可能性を広く伝える」ことを目的とした本カンファレンス。第2回目の開催である今回のテーマは「SPREAD 広げる」です。 本イベントに先駆け、4月17日にプレイベント「RESEARCH Conferenceプレイベント 〜リサー

RESEARCH Conference2023🔍スピーカー決定しました!

お久しぶりです、リサーチカンファレンス事務局のmihozonoです。 今年も5/27(土)リサーチカンファレンスを開催します!素敵なスピーカーの方々をお迎えすることが決まりましたので、ご紹介します🎉 RESEARCH Conferenceとは?RESEARCH Conferenceは、デザインリサーチやUXリサーチをテーマとした日本発のカンファレンスです。より良いサービスづくりの土壌を育むために、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、リサーチの価値や可能性を広く

「お客さまと共に振り返る」メルカードのリリース後UXリサーチ

こんにちは。メルベイ Design チーム UXリサーチャーのtoyoです。 今回は、2022年11月にリリースされたメルカードのリリース後のUXリサーチについてご紹介します。 「連載企画:メルカードの舞台裏」として、メルペイならではのサービス設計や技術的チャレンジをまとめておりますので、あわせてご確認ください。 メルカードとはメルカードは、「メルカリ」の利用実績等を元に利用限度額や還元率が決まり、申込みから利用時の即時通知、履歴確認、柔軟な清算管理まで「メルカリ」アプリ

2022年もいろいろUXリサーチの教材をつくったので無料配布するよ!

羽山 祥樹です。日中は某大手企業で働きながら、2年前に日本ウェブデザイン株式会社を起業しました。UXデザインやUXリサーチのコンサルティングやコーチングをする会社です。 ここ数年ずっと、自分のもっているノウハウをひたすら外化して、SlideShareやメディアでの連載記事で「このとおりやれば誰でもUXデザイン・UXリサーチができる」という、具体的でやさしい教材にしてガンガン無償公開する、ということを続けています。 30代の前半に「自分の手元にあるノウハウもお金も自分が死ん

みんながUXリサーチできる組織にするための3ステップ

こんにちは、カミナシでUXデザインとリサーチをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! カミナシのプロダクト開発では、UXリサーチを起点に議論や意思決定を進めています。が、今はカミナシには専属のUXリサーチャーがいるわけではなく(ご興味ある方是非🙏)、チームメンバーみんなが実践していく必要があります。 今回はカミナシでみんながUXリサーチを行う上で取り組んだことを3ステップで書きたいと思います。 UXリサーチを取り組む中で、出てきた課題カミナシでUXリサーチ