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ドラマ「しもべえ」を観て、なるほどと感じさせられたこと

ドラマ「しもべえ」。

予想以上の面白さにすっかりハマって観ています。近頃のネット民の方々は、色んなドラマの内容について「リアルじゃない」というコメントをよく書いています。でも、私はフィクションだからこそのドラマであると思うので、この「しもべえ」もあり得ない設定ながら非常に楽しんでいます。

だって、結局「しもべえ」って何者?

アプリから生まれた謎の男(おじさん)であって、人間なのかロボットなのか、それすら分かりません。でも、安田顕の顔芸で十分魅力的なスーパーヒーロー像が作り上げられていると思います。

落ちこぼれだった女子高生ユリナ(白石聖はこれから個人的に期待大の大好きな女優)が医学部に進学したいという話も、これこそリアルではありませんが、一生懸命勉強している姿は単にかわいいし(笑)、思わず応援してあげたくなります。

で、タイトルは前回の話のユリナのセリフについてです。

医学部進学する生徒たちはみんな受講するという受験対策講座に参加するためのテストに向けて、必死で勉強しているユリナ。

難しい数学の問題を解いている時に(以下のセリフはこんな感じだったなーというかなりアバウトな感じになっております。)、

「どうしてこういう問題って【~を求めよ。】とか【~を解け。】とか命令口調になってるのよー!【解いてちょうだい!】とか【解いてみてねー】とか、そういう感じだったら解く気になるのに・・・」

というようなことを言っておりました。ほほーっ、なるほどね。

確かに問題の締めの言葉って全部みごとに偉そうな上から目線になってますよね(笑)。【解いてちょうだい!】【お願いだから解いて下さいよー】とかって書いてあったら親近感も沸くし、問題を解いていても楽しくなりそうな気もします。

そもそも、学生の頃、そんなこと考えたこともありませんでした。何気ないセリフだったんですが、勉強嫌いの子どもたちって、もしかしたらこんなささいなところが気に食わなかったりするのかも??

そのうち問題からのパワハラということで、お願い口調に変わる時が・・・来るわけはないですね(笑)。

ドラマでは、勉強を教えてくれる幼なじみの辰馬くんが、やる気になるようわざわざお願い口調に書き換えてあげたりしてました。優しい!

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