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近頃気になる、謎の制服おかっぱ集団”アバンギャルディ”

たくさんのものが規則正しく同じように動く姿に、つい目が奪われてしまいがちな私です。

たとえば♪たらこ~たらこ~たっぷりたらこ~でおなじみの「キューピーたらこパスタ」のCM。

真っ赤なたらこの大群がピョンピョン跳ねながらまったく同じ動きで行進してくるのを、外人の女の子が口をあんぐりと開けてすごい形相で眺めているあのCM。あれ好きだったんですよね(笑)。

”アバンギャルディ”を私が最初に目にしたのは、「日清台湾メシ」のこのCMでした。

このCMを観た時、あの”たらこのCM”がふと頭に浮かびました。真っ黒髪のおかっぱ頭の女の子たちが、ジャンパースカートの制服を着てニコリともしないで整然と同じ動きで踊っている姿に目が離せませんでした。

ウワーッ!!こりゃなんだ!?この子たちは一体…?

なるほど、なるほど。調べてみたらあの「バブリーダンス」の生みの親、大阪府立登美丘高校ダンス部を指導した振付師のakaneさんがプロデュースしている、17名からなるダンスグループだったんですね!納得、納得!

 『THE DANCE DAY』に出演するためにakaneさんのダンスチームのメンバーから募った、振り付けも”自己プロデュース”できる精鋭たちで構成されているダンスグループだそうです。なのでダンスがキレッキレで上手いのは当然ですが、”面白さ”を追求しているところが一般的なダンスグループとの違いですかね?

踊っている時、無表情なようで無表情でない…たまには変顔している…その絶妙な”さじ加減”が唯一無二のコミカルで時に奇妙な雰囲気を増長させているような気がします。akaneさんの狙いと思われる「面白いけどカッコいい!」まさにそんな感じです。

使用している楽曲が「日本の昭和歌謡」を主体としながらもバラエティーに富んでいて、この辺も”アバンギャルディ”を見ていて楽しいポイントですね。目でも耳でも楽しめるという感じです。

アメリカNBCのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン18に出場した時の、岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』のダンスも最高でしたね。シンクロ・ダンス超すごいです!

カッコいいダンスグループは既にたくさん存在していますから、”アバンギャルディ”の目指している「ダンス・エンタテインメント」は誰もやっていないからこそ価値があると思います。

ダンスのいいところは、言葉の壁をたやすく超えていけるところですよね。6月には台湾で単独公演も決まっている”アバンギャルディ”。彼女たちの今後の活躍が楽しみですし、彼女たちのショーをぜひ生で観たいと思っています!


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