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【青天の霹靂事件簿・第二章】予想外のさらなるプチ事件とお支払い編

引き続きS病院に入院中の母。前回の入院の時には接触事故を起こした先方の損害保険会社がすべての支払いをやってくれていたので、病院への支払いをしないままリハビリ病院へ転院という形でした。

なので本来ならいくらくらいの支払いが生じるのか?まったく知識がない状態でした。今回は自分で支払わなければならなかったので、患者支援センターの担当の方に事前に確認を取ってみました。おおよその請求額を教えてもらえたので助かりました。

それにしても「1割負担」ってしみじみありがたいものですね…。予想よりはるかに少ない請求額だったので、正直驚きました。「月末締めの翌月10日に請求書がくる」ということで、本日仕事の前に病院に寄って支払いを済ませてきました。

実は先日、予想外のプチ事件も起きました。血便が出ているので「大腸内視鏡検査」を急遽実施することになったという連絡が!何が母の体の中で起こっているのかと、一瞬頭が真っ白になりました。

次から次へとなんでこんなにいろんなことが起きるのか…。

消化器内科の先生からの電話だったんですが、検査なのにここまで確認されるんだということもありました。ようするに高齢で何が起きてもおかしくはないので、万が一検査の最中に大量出血をしたりして命の危険があるような場合「延命措置をするかどうか?」の確認をされました。カルテに書かなければならないということで…。

「こういう話をこれまでお母様とされたことはありますか?エンディングノートのようなものはありませんか?」と。こちらは血便のことだけでも頭パニックで、そんなことを矢継ぎ早に言われて「はーっ?」だったんですが、一応母の”手作りエンディングノート”のようなものは預かっていたので確認してみました。

「長い間病に伏せるような場合、延命措置は望まない」というような内容の文言があったので、とりあえず「望まない」ということで返事をしました。その答えを出すまでに「先生、こういう場合皆さんどうなんですか?」と念のため聞いてみたんですが「一般的な話ですが、皆さん望まないケースが多いです」と言われたこともあり…。

散々心配しましたが、結果としては大事には至らず済んだのでとりあえずホッとしました。ある程度の期間しっかり歩いたり運動したりができずに寝たきりのような状態で、食事がしっかり摂れていないような場合に直腸にダメージが出ることがあるという、簡単に言えばそんな状況だったようです。

数日は様子見の点滴で食事を食べさせてもらえなかったようですが、今は普通に食事も摂れる状態にまで復活したので安心しました。

今日も母とチラっと会ったんですが、やつれた感じでもなく体調としてはかなり元気そうでした。足の方は残念ながらまだまだ先は長そうです。相変わらず足に装置を着けて、二人くらいのリハビリの先生に抱えられながらなんとか歩いたりしている感じだそうです。本人「ガンダムみたいですね」とリハビリの先生に言ったら、「うまい表現だね」と言われたと喜んでいました(笑)。

一時期の精神的な落ち込みからは少し上向きにも見えるので、ここからまたリハビリ病院に転院して過酷なリハビリ生活が始まっても、もうひと踏ん張りしてくれるかな…と願いも込めて思っています。

リハビリ中に転倒させられたリハビリ病院には絶対に戻らせたくないので、別なリハビリ病院の候補を現在検討中です。とはいえ「回復期リハビリテーション病院」というのはかなり限定されてしまうようなので、二択くらいしかなさそうなんですが…。

第二章が落ち着くのは、いつになることでしょう…。

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