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週刊ダイヤモンド誌連載コラム第365回は自閉症の最先端研究のお話

うっかりしていましたら、今週、連載コラムを担当している週刊ダイヤモンド誌の掲載号が出ておりました♬ 最近は電子版もあるので、見逃しても大丈夫!

ウクライナ関係の号ということに、暗澹たる気持ちになりますが、ともあれ、コラムの内容は「自閉症と腸内細菌」というトレンドのお話です。お世話になっている神戸大学の内匠 透先生らの論文をベースにしていますが、出だしは「ワクチン接種で自閉症になるのではない」という「ウェイクフィールド捏造論文」を否定する話から始まります。

一般向けには、こちらの日本語プレスリリースをどうぞ。

私としてはこのプレスリリースのタイトルが「自閉症原因は胎児の時から?」とはてなマークが付いているということについて、「え? それ当然(胎児の時から)ではないの?」と、業界の研究成果がまだまだ一般には伝わっていないのだと思い、コラムに取り上げる気になったという面もあるのでした。確かに、英語の「neurodevelopmental disorders」は日本語だと「神経発達障害(もしくは神経発達症)」となるので、英語の「development」が胎生期も生後も含むのに対して、日本語の「発達」は主として「生後」の意味だと、改めて思った次第。

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