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自宅でお燗、レンジはダメ?

日本酒居酒屋「なかぐろ」店主、飯島です。
最近は汗ばむ気温の日も多くなり、春があっという間に過ぎて夏に近づいている感がありますね。そんな夏に向かっている時ですが、「お燗」についてのお話です。

冬の時期はもちろん、少し肌寒いときにはお燗の日本酒が飲みたくなりますよね。店主が住んでいる仙台は、梅雨時期に結構寒い日もあるので、まだまだお燗の注文も無くなりません。個人的には、夏の暑い日でも種類を選べばお燗の日本酒ってとてもイイと思ってます。

さてさて。。。
そんなお燗ですが、お店で飲むときは適温でお燗に合ったお酒をチョイスして万全な状態で提供されるので問題はないのですが…

問題は、自宅でお燗を飲むときです!

自宅でお燗を飲むときって、どうします??
器は何にします?温め方は?悩みますよね~

まず一番の問題は、どういう方法で温めるのか?っていうことです。
お店の場合だと、燗どうこなどのお燗の専用の機械を使ったり湯煎したり。

自宅の場合はどうしましょう?
一番簡単なのは、レンジでチン!ですよね(笑)
でも、日本酒ツウの友人に「レンチンはダメだよ~」なんて聞かされると、
鍋にお湯を張って湯煎しないと…なんて思ったり。

店主は、①可能ならば湯煎が一番!②湯煎は面倒だよ…って方はレンチンでOK!っていう考えです。
レンジだとお酒の味が壊れるから絶対ダメ!っていう人もいますが、毎回湯煎は面倒ですもん。。。レンジでチンしても飲めなくなるくらいに味がダメになることはないと個人的には思います。でも、敏感な方はレンジを使わずに湯煎してくださいね!
面倒くさがり屋さんや時間ない方はレンジで!!

湯煎は小さな鍋にお湯を張って沸騰させないくらいの温度で温めるべし!
お酒の温度は好みですので、味見しつつ頃合いみて温めてみてくださいね。

レンジの場合が、少しコツが必要です!
まずは、お酒を入れる容器です。レンジで温める場合はお酒全体がまんべんなく温まりにくいので、最初からこのような徳利に入れてはだめです!

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↑のような徳利だと全体が均等に温まりにくいし、途中でお酒を混ぜにくいので温めるときの容器は下の写真のような片口または口の広い容器、あるいは耐熱のマグカップで温めましょう!

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ポイントは最初から一気に温めようとするのではなく、少し温めてみて取り出して全体をかき混ぜてまた温める。こんな感じで数回に分けて温めると全体がイイ具合に温まりますよ。

まずは、気軽にお燗を楽しむってことが重要だと店主は思います!
お店でも自宅でも、お燗の日本酒に慣れてきたら、いろいろと試してみるとイイと思います。
湯煎のお燗とレンジでチンの場合と味が違うのか???
そんなことも試してみると面白いですよね!

ぜひ、楽しく気軽にお燗を飲んでみてくださいね

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