「福祉を刷新する」に込めた思い
1.今回の要点
今回は、私のプロフィールにも記載されている言葉、
「福祉を刷新する」に込めた思いをお話しします。
社会福祉を学んでいる人、これから社会福祉を学ぶ人、私に興味がある人に読んでいただきたい内容です。
・「刷新」の意味
・「刷新」を選んだ理由
・「福祉を刷新する」に込めた思い
この流れでお話しします。
お忙しい方は「終わりに」と「要約」だけでも読んでいただけると嬉しいです。
2.「刷新」とは
そもそも「刷新」の意味はご存知でしょうか?
英語ではRenewalと言います。(他にはReformやRenovation)
刷新の英語はいくつかありますが、
私が初めに知った英語はRevampです。
3.「刷新」を選んだ理由
前述しましたが、私が「刷新」に出会ったのは、Revampという英語からでした。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、とある企業名です。
その企業は「企業を芯から元気にする」を体現する集団を目指しています。
私はこの企業理念の「芯から元気にする」言葉に惹かれました。
その後、刷新の意味を改めて調べ、「悪い面を一掃して事態を全く新しくする」という意味を知り、ますますこの言葉が好きになりました。
とは言え、なぜ現在の活動で「福祉を刷新する」を掲げているのか。
その理由を話します。
私は現在の活動を始めるときに、福祉への想いを改めて言語化しました。
当時に出た言葉は、
「福祉ニーズを解決する」「福祉業界の問題改善」「福祉業界を革命する」など様々な言葉が出てきました。
しかし、どれもしっくりこない言葉ばかり。
先輩や先人の方々を否定したい訳ではないし、ましてや反逆を起こすわけでもない。
私はただ、
「福祉領域で活躍する人や福祉領域を目指す人が、より良く活躍できる環境を創りたい」
「子ども達が夢を語り、実現できる社会を創りたい」
「悪い部分を変え、良い部分を伸ばしたい」
それだけなんだと。
その時、「刷新」という言葉を思い出しました。
「悪いところを新しくする」意味を持つこの言葉は、まさに自分の考えや想いにぴったりでした。
「福祉を刷新する」。それを自分の目指す福祉の形にしよう。
そう思い、「刷新」を選んだのです。
4.「福祉を刷新する」に込めた思い
「福祉領域で活躍する人や福祉領域を目指す人が、より良く活躍できる環境を創りたい」
「子ども達が夢を語り、実現できる社会を創りたい」
「悪い部分を変え、良い部分を伸ばしたい」
私は、これらの想いから「福祉を刷新する」という言葉を掲げました。
実は「福祉を刷新する」に込めた、本当の思いが2つあるんです。
1つ目は、「福祉の新しい基盤を創る」です。
私は、ソーシャルワーク、社会福祉の基盤をさらに固め、基盤を広げることで、一人でも多くの福祉職が活躍できる環境を創りたいと考えています。
上に積み上げるためには、それに応じた基礎となる土台の幅と強度が必要です。
その土台を広げ、より強固なものにすることで、多くの人の支援の質の向上に繋げ、福祉をより良くしていきたいと考えています。
2つ目は、「福祉をより良く塗り替える」です。
福祉の全てを塗り替えようとは考えていません。
現在の福祉は、悪い部分と良い部分の両側面があり、良い部分はそのまま伸ばしていければ良いと考えているからです。
私が塗り替えていきたいのは悪い部分、変える必要がある部分です。
例えば、世間の福祉に対するイメージ。
福祉=介護や介護の3K(きつい、汚い、給料が安い)など、負のイメージとイメージを塗り替える必要のある部分があります。
私は塗り替える必要のある部分、塗り替えなければいけない部分を塗り替えていきたいのです。
具体的な方法は、2022年2月24日にツイートした内容です。
生活の様々な場面に福祉は広がっています。
しかし、それらを福祉として認識している人は一握りです。
事実、両親も制度自体は知っていましたが、それが福祉領域の制度だと知らなかったこともあるくらいです。
まずは身近にある福祉に気づいてもらえるように働きかけていく必要があると考えています。
みんなが知っている範囲からイメージを塗り替えて(刷新して)いきましょう。
5.終わりに
ここまで、私が「福祉を刷新する」を選んだ理由と言葉に込めた思いを話しました。
所詮は言葉遊びに過ぎないかもしれません。
しかし、ソーシャルワークとは言葉選びが大切だと考えています。
言葉の少しの感覚の違いや受け取りの違いで認識が大きく異なってしまうのです。
「刷新」という言葉を使ったがために、誤解が生まれてしまうケースも否定できませんが、それでも私はこの言葉が一番納得できています。
私はこれからも、「福祉を刷新する」をキーワードに掲げ、「福祉の新しい基盤を創る」、「福祉をより良く塗り替える」ために実践していきます。
要約
刷新の意味は「それまでの悪い面を一掃して事態を全く新しくすること」。
私が「刷新」という言葉に出会ったのはRevampという企業がきっかけ。
「刷新」を選んだのは、
「福祉領域で活躍する人や福祉領域を目指す人がより良く活躍できる環境を創りたい」
「子ども達が夢を語り、実現できる社会を創りたい」
「悪い部分を変え、良い部分を伸ばしたい」
という考えから。「福祉を刷新する」に込めた思いは2つ。
1つ目は、「福祉の新しい基盤を創る」。
ソーシャルワーク、福祉の土台を広げ、より強固なものにすることで、多くの人の支援の質の向上に繋げ、福祉をより良くしていきたいと考えている。2つ目は、「福祉をより良く塗り替える」。
塗り替える必要のある部分、塗り替えなければいけない部分を塗り替えていきたい。
そのために身近にある福祉に気づいてもらえるように働きかけていく必要があると考えている。
みんなが知っている範囲からイメージを塗り替える(刷新する)。所詮は言葉遊び。
でも、ソーシャルワークは言葉選びが大切だと考えている。
これからも「福祉を刷新する」を実現するために実践していく。
引用
株式会社リヴァンプ
※素敵な企業です。興味のある方は是非。
Twitterアカウント:Sena(藤田聖那)【福祉を刷新する】
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