オンライン疲れの正体
オンライン疲れ
自粛生活の中で、世の中の多くのものがオンライン化されています。
出かけなくてもオンラインでできる、ということは大きなメリットですが
その一方で「オンライン疲れ」という言葉も耳にするようになりました。
本来はリラックスするはずの自宅などからオンライン参加しているのに、どうして疲れが生じるのでしょうか。
思ったより厳しい「自分を見る目」
いろんな人にお会いしていると
「私、だらしないから」
「私、ゆるい人なんです」
というお話をよく聞きますが、総じてみなさん、とてもまじめでしっかりしています。
日本人ならではの謙譲の美徳と思います。
また、今回の新型コロナウイルスへの対応を見ていても、やはりみなさんが自覚を持ってしっかり気をつけてくれているのだと思います。
何の話かと言いますと、
自分の目は思ったより厳しい
ということではないかと思います。
オンラインだから、と気を抜いてリラックスする人より
じつはオンラインだからこそ、しっかり集中しなくては!と一生懸命モニターに向かう人は多いのではないでしょうか。
そして、まわりにリアルに人がいて注意があちこちに散らばる現実世界と違い、
モニターに映し出されるのは自分ひとりの顔、そして参加しているみなさんの顔。
まるで自分自身にも、まわりの人にも監視されているかのようです。
オンラインだからこそ、サボれない私。
もちろん当てはまらない人もいると思いますが、私がオンライン会議で疲れを感じるのはこんな気持ちが原因のように思っています。
最近強く感じるのは、オンラインにはオンラインの良さがあり、オフラインにはオフラインの良さがある、ということ。
そんなの当たり前、なのですが
オンライン化の流れがどんどん強くなっていく中で、改めて実際に人と会って話すことの大切さも痛感しています。
緊急事態宣言が解除に向かうこれからは、オンラインとオフラインをうまく使い分けていけたらと思っています。
オンラインに疲れてしまった時は、ちょっと自分自身の電源もオフにして
スマホやパソコンから離れてみるのもいいかもしれません。
顔を上げてみると、思ったよりも空は広くて青いです。
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