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お抹茶は本当に気軽かつリーズナブルに毎日飲めます 前編

施無畏庵(せむいあん)、庵主のほていです。


私は自身の健康維持の一環で、基本的に毎朝抹茶を一杯飲むようにしています。

茶道となるとどうしても作法が難しそうだったりお金がかかりそうだったりで、敬遠する人が多いのをよく感じます。

「茶道」はたしかにそういった側面があるかも知れませんが、「抹茶」だけでいうと、決して難しくないし、お金もそんなにかかりません。

今日の記事では、私の普段の抹茶の飲み方を紹介したいと思います。むっちゃくちゃカンタンなので、是非真似してみてくださいね!


抹茶関連では色々なグッズ・道具があるにはありますが、大抵のものは茶道具じゃなくても代わりになります

が、どうしても必要になるのは茶筅(ちゃせん)です。あのシャカシャカやるやつです。これは他のモノが代わりになりません("泡立て"が近いんじゃないかと思われたりしますが代わりになりません!)。

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茶筅は百貨店などでも売ってると思うので、割と気軽に購入できるはずです。もちろん、生活圏内に茶道具屋さんがあればそこで買うでもOKです。そこの方がたくさんの種類から選べるだろうからいいかも。

お値段は数百円のものもありますが、できれば2000-3000円あたりのレンジで選ぶとよいかなと思います。もし余裕があったら、茶筅と一緒に茶筅立ても買っておくと、茶筅の保管がしやすくなります。

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抹茶について。抹茶は私はいつも一保堂茶舗さんの40gの初昔を買ってます。税込み660円です。毎日飲んだとして1ヶ月弱で無くなるくらいの量かなぁと思います。この量でこのお値段なら割とリーズナブルなのではないでしょうか?

※色々な値段・量の抹茶がピンからキリまでありますので、初昔に慣れて興味が湧いてきたら、その他のお値段のものもチャレンジしてみてください。

一保堂茶舗オンラインショップ 抹茶のページはこちら
https://shop.ippodo-tea.co.jp/kyoto/shop/goods/matcha.html


抹茶は鎌倉時代に栄西禅師によって日本にもたらされました。栄西禅師の『喫茶養生記』には「末代養生の仙薬」として、つまり薬として紹介されました。最初は鎌倉武士の二日酔いのために飲まれ始めたそうですが・・笑

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▲ 京都は建仁寺にある、栄西禅師の功績を称える茶碑(ちゃひ)


現代では、お抹茶の効能は現代の科学でも色々と解明され始めています。やはり、他のお茶と違って、葉っぱをまるごと飲んでるのが良いんだろうなと感じます。

後編では、抹茶碗(の代わりになるもの)と熱湯あたりについてお話したいと思います!


■宣伝コーナー

茶道関連の書籍を主に出されている淡交社さんが、栄西禅師の『喫茶養生記』の日本語現代語訳を出しています。

実はこの本、上巻ではお茶の効能を述べているのですが、下巻では「桑」の効能を述べています。お茶と並んで、桑も仙薬である!と紹介されているんです。桑茶・桑粥・桑湯などが紹介されていてめちゃくちゃ面白いのでおすすめです。

※実際に今も桑茶を提供されているお店が各地にあります!私が飲んだのは紅茶みたいで美味しかったですよ!

※Amazonアソシエイトのリンクですので、売上の一部が施無畏庵に入ります。入った売上は施無畏庵の調査活動等で大切に使わせていただきます。

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