キャッチーに行こう！

初めて人に会う時って
誰でもとても緊張しますよね。

その緊張感を楽しめる人と
楽しめない人がいて
後者を一般には『人見知り』というのでは？
そんな風に思っています。

私は人見知りではないのだけれど
とても緊張はします！
そうは見えないらしいけど。

先日、友人から紹介してもらった
ニューヨークでMBAを取り
今は経営関係の人気講師を
某ビジネススクールでしているという
学歴を見ても、中学から慶應！
しかも今をときめく野球部出身の
M君との初対面の時の話を
してみようと思います！

初対面の時、彼も決して緊張せずに
私と会ったとは思えないフシがあります。

この世のほとんどの人を
スペックで捉え直す時
自分よりスペックの高い人と
出会うチャンスなんて
ほとんどないであろうM君でも
それなりに緊張していた
そんな記憶があるのです。

私は今も接客業だし
実家が自営業だったので
家にいつも知らない人がいて
お客さんなんだか、取引先なんだか
なんだかわからないけれど
とにかく嫌な顔をしないことは
生まれてからの習慣として
身体に染み付いてしまっていて
一見、誰でもウェルカムの
人懐っこい性格に見えるのですが
実はとってもとっても気難しい人間。

気難しいには語弊があるかな。
おおらかなところもあるし
人も大好きだけれど
プロファイリングみたいなことを
するのが好きで・・・
その予想みたいなものが当たりすぎると
面白みがない人だなぁってなるし
言ったことをやらない人とは
二枚舌だなぁ、と不快になって
ある時を境に、これ以上かかわっても
良いことってないのかもなぁと
シャッターを閉じてしまうのです。

ま、そんな嫌なヤツではありつつも
仲良しの友人が誰かを紹介してくれるなら
誰とでも会うし、その場は楽しく飲むし
いつでもどこでも喜んで足を運びます。
それは何も恋愛対象としての異性ではなく
ビジネスパートナーだったり
同じようなことに興味を持つ人生の先輩だったり
老若男女問わず、まちまちです。

この日もワクワクしてお店に向かい
M君とお知り合いになったわけだけど
子育てが本当に思い通りにならないことや
母校が活躍すると上がるよねーといったような
雑談的なものをひとしきり終えた後
本丸だった彼の考えるビジネス
最新の若者達の恋愛事情を踏まえた
マッチングサービスの話になったのです。

私も…一応は独身なので
いつも、いい人がいればなぁとは思うけれど
私はちょいと訳あり恋愛中のため
（別のnote記事で語っております）
出来れば誰かの恋愛を応援📣すること
トキメキを共有すること
いわばドーピングで
残り少ない女性のフェロモンを
増殖させたいなぁ・・・
なーんて、下心でビジネスに参加したい
そんな魂胆でM君にお会いしました。

頭キレキレ、人付き合いが豊かで
話題も満載、話し上手で聞き上手な彼に
私のヨコシマな便乗計画がどう映るか…
怖くて発話にまでは到達しなかったのだけれども…

友人が席を外した際に
M君がとってもとっても嬉しい質問を
50目前のセモさんにしてくださいました。
「今好きな人いますか？」
もっとオシャレな言い方だったけど
主旨としては、そういう質問。

えへへ
「います、好きな人。付き合ってはないけど」
「どんな人ですか？」
えへへ
『所作の美しい人』
『忍者みたいに動く人』
えへへ
えへへ

ヘラヘラしながらでしか
答えられない
知性、ゼロ回答…

でもよく聞いて！
忍者🥷のような人って
男性が必要な色んなことを含んでいないと
おいそれとはなれないのよ！

まわりの空気を読んで動く
音を立てずに動く
無駄口を叩かない
服装もTPOをわきまえている
タバコや体臭などの
「匂い」の元を持っていない…

ほら！かなりハードル高いのよ。

私は男性に会うと、今好きな彼を上回る人は
いないかと一応いっつもチェックしている。。。

もちろん友達になる人を評価をして
けなしたりはしないし
何なら評価ポイントについては
酔っ払った勢いでつい
「⚪︎⚪︎君て、所作が美しくて素敵ね」
「この服って今の季節にぴったり！
センスいいねー」
「お酒頼むの早い！⚪︎⚪︎君て
仕事もできるでしょ！？」
なーんて言ってしまうこともある。
（読む時呂律回ってない風で読んでね）

男だって女だって、褒められると
相手を好きになるよね。

だから私は、神経質だし
そのわりには大して清潔感がないし
客観的に見てかわいい訳でも
若くもないうえ、財産もないので
一緒にいるメリットが大してないけれど
異性、同性を問わず
友達が多いし、増える。

それは多分、多分だけれど
褒めることを照れずに
しっかり、ハッキリ
理由を踏まえて褒めることで
本人に「俺って、私って…そうなんだ」と
自己肯定感を上げてあげる作用も
あったりするからなのかな。

今日のテーマは結局なんだっけか
とにかく私は、常に初対面では
キャッチーなキーワードを出して
人の記憶に残ろう残ろうとする
芸人みたいな気質があります。

賛否両論あるとは思いますが
合コン？の時とか
面接の時とか
初対面で爪痕残したい時のために
ネタじゃないけれど
自分の好みや人柄を
面白おかしく表現する
キャッチーな言葉を用意しておくと
相手としても話題が広げやすいカナ？
なんて考えています。

ちなみにM君はスマホのメモに
「忍者🥷」とメモってくれてました。
キャッチー計画は成功！デス！

ただ、翌日彼がスマホを見ても
「忍者？何だっけ？」と
解読は出来ない気は
うすうすしてます。