日本酒道の入り口として 『いつも、日本酒のことばかり。』
ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。350冊目。
明けても暮れても日本酒のことばかり考えているという著者による、日本酒への思いやこだわり、取材をすることで得た酒造りの裏話などをまとめた1冊。そのボリューム、なんと300ページ超。
本書は、いわゆる日本酒に関するあらゆる薀蓄を集めたような専門書ではない、日本酒全般を話題にしたエッセー集になっている。
この一冊で基本的な知識に一通り触れることが出来るので、日本酒が気になり始めた方にむけた、最適な日本酒道の入口となる。
最初は、書いてあることが既知の事ばかりで新しい事も無いし、正直退屈だったのだけど、長年にわたって日本酒の世界に深くかかわってきた方が、いまどんな事を考えているのか、それを知る事が出来てよかった。
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「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。