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千年以上生きていたくせに下衆なままの無惨、富野作品ばりに死んでいく仲間達、本編に登場しないのに話題をさらうであろうカナヲ 『鬼滅の刃 21』

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。347冊目。

気がついたら鬼滅の刃の最新刊がKindle端末に届いていた。Kindle便利すぎて怖いな。(前にも書いたなこれ)

届いたので読むのですが、読んでいると、あ、これはまた最初から読まないと駄目だなとなってしまい1巻からまた読み直しちゃうので、凄く時間をとられてしまう。楽しい。

新刊が出て感想を書くたびに最初から読み直すので、もうなんども読み返しちゃってる。楽しい。

本当は、本誌の連載が終わっているので感想書くのは最終巻まで我慢しよかなと思っていたのだけど、ひとまず読んだ記録として。

これまでの感想まとめは以下で

感想まとめ:
毎日読書#234 『鬼滅の刃 1~6巻』
毎日読書#241 『鬼滅の刃 7~8巻 無限列車のあたり』
毎日読書#242 『鬼滅の刃 8~11巻 吉原遊郭編』
毎日読書#244 『鬼滅の刃 12~16巻 刀鍛冶の里 / 柱稽古』
毎日読書#295 『鬼滅の刃 16~20巻 無限城その1』

といっても、ネタバレ無しで感想を書くのが難しいのだけど……

20巻で露払いが終わり、この21巻は無惨との最終決戦に向けて気持ちを盛り上げていく巻。

ともかく、今回は「ああ、この話もとうとう終わりに向けて盛り上げてきてるな、それにしても富野由悠季ばりに皆殺しだな」という流れ。結果として何度も頭から読んでいるだけに、愛着があるキャラたちがばたばたと死んでいくのが切ない。

とうとうラスボスである無惨との対決に入っていくのだけど、この無惨が千年も生きているくせに下衆いままなのね。王道ジャンプマンガだと、古臭い言い回しで達観して解脱しちゃったような台詞を言い出すのが常なのに、この無惨はこの期に及んでまだ下衆い。イイね。相変わらず部下の失敗にキレているし、圧倒的に自分のことしか考えていない。さながらパワハラ上司かチンピラのリーダーみたいなメンタリティ。イイね。

話が徹底的にシビアなんだけど、欄外と恋柱登場回がコメディパートになっていて、良いタイミングでクスリと笑わせにくるのが上手いなぁ。欄外が上手い漫画にハズレ無し。

今回も、私と同性である例の前田まさお氏が登場し、何故かカナオさんはキュロットパンツだと明かしています。何のために。

ああ、面白いなぁ。

つべこべいわないで全巻買いましょう。面白いよ。

23巻が最終巻になるそうです。あと2巻。

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