見出し画像

毎日読書#242 『鬼滅の刃 八巻~十一巻 吉原遊郭編』(吾峠呼世晴)

また『鬼滅の刃』です。すみません。なにせ既刊の単行本を全てKindleでまとめ買いをしてしまったので……

感想まとめ:
毎日読書#234 『鬼滅の刃 1~6巻』
毎日読書#241 『鬼滅の刃 7~8巻 無限列車のあたり』
毎日読書#242 『鬼滅の刃 8~11巻 吉原遊郭編』
毎日読書#244 『鬼滅の刃 12~16巻 刀鍛冶の里 / 柱稽古』
毎日読書#295 『鬼滅の刃 16~20巻 無限城その1』

今日は八巻から十一巻の「吉原遊郭編」の感想を。

前回の「無限列車編」は、最後にアッと驚く展開が有りました。ああ、この作者は『進撃の巨人』と同じく、割と重要なキャラクタも躊躇なく退場させるドSタイプの作者なのだなという事に気が付いたエピソードでした。

続く吉原編では、主人公たちが「鬼殺隊(きさつたい)」最強の「柱」の一人である派手な人の仕事を手伝う為、吉原遊郭に潜入する話。

今回は、敵の組織の中でも、十二人の手練れのうち、上から六番目、上弦の陸(ろく)が登場しちゃう。展開早めだ。上弦の陸は、花魁に化けた女性の鬼でエロい恰好をしている。でも、あまりいやらしくないよ。高橋留美子っぽい。

敵の12人には、上弦の壱(いち)~陸(ろく)と、下弦の壱(いち)~陸(ろく)とナンバリングされている。

ワンパンマンで例えると、上弦はS級ヒーローの1位~6位。下弦はA級ヒーローの1位~6位といった構成だと考えると分かりやすい。

今回は、それの上弦の六番目だから、中堅クラスだ。流石に強くて、主人公たちは全滅寸前になるが、限界突破パターンで乗り切る。

今回は、前回ほど少年少女の心にトラウマは残さない展開だし、わかりやすい展開で素直に楽しめた。

よく描けた少年漫画は、素直に楽しむと楽しいよね。ああ、面白い。

それにしても、人気の出るジャンプ漫画は展開が早い。惜しまない。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,330件

「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。