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初めて夢中になったゲームがこれだなんて幸せだよね 『あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド』

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。419冊目。

読書記録としてご紹介するのは微妙かなと思いつつ、これはこれでゲームをされる方にはオススメだなと思いましたので。

いくつかある「あつまれ どうぶつの森」の攻略本ですが、これは、ゲーム攻略本とカタログが一緒になったタイプのものですね。

とにかく情報の充実がすごくて、ゲーム内に登場する全ての情報が網羅されているのではないかと思わせる物量。登場するキャラクターから、家具から、動物から、昆虫から、魚、海の幸、洋服類、道具類、とにかくゲーム内に出てくるものが、なにからなにまで網羅されている。

家に届いたときは、まるでレンガのような厚みに驚いた。親子で驚いた。開いてみたらなんと1071ページもある。

これがどれくらいのボリュームかというと、アイン・ランドの『水源』と『肩をすくめるアトラス』の間くらいの厚みだ。

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アインはあまり有名ではないので、ピンとこない方のために、どのお家にも常備されているだろうホーガンの『星を継ぐもの』と比較したところ、3冊分ほどの厚みであった。

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この情報量に、ゲームが大好きな長女は大興奮。毎日手放さない。

あまりゲームに夢中になるのも微妙だな、なんて親心に思うのだけど、自分の過去をふりかえるに、禁じても無駄だなと思うのです。どうせ、ありとあらゆる手を使い、隠れてでも、騙してでもゲームをするのではないかしら。それならばいっそ時間を決めて好きにやらせる方針にしようと。

それにね、こんなご時世で行動が制限されていて、週末になっても満足に買い物にも、遊びにも、旅行にも、どこにも行けない不憫な環境だし。

とはいっても、無尽蔵にゲームをやらせると生活に支障が出る(過去の自分が経験済み(しかも成人後))のは間違いないので、子供二人であわせて2時間までと決めている。

なので、この二時間の集中力たるや凄まじい。姉妹二人で喧嘩なんてしていたら時間の無駄なので、ちゃんと上の子が楽しさを最大化するため、下の子が不満をもたないような時間配分で遊ぶようになっていて良い感じだし。

では、ゲーム意外の時間はなにをしているのか? 読書の時間は制限されていないので、長女は、ゲーム意外の自由な時間の大半をこの攻略本を読み込む事に費やしはじめた。

この分厚い攻略本を見たこともない真剣な顔つきで読み、その結果得られた知識を実践する場としてゲームに取り組む。すっかりストイックなゲーマーになっている。面白いな。

ゲーム内だけのヒントでは到底たどり着けない情報も多い。ゲームを楽しみ尽くすには必須ではないかな。

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