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ほぼ毎日読書ログ

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読んだ本の感想noteを書いています。 古典から新刊まで。文学から実用書まで。児童書も漫画も写真集も何もかも。
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#村上春樹

【書評】村上春樹の私小説っぽい 『一人称単数』

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。360冊目。 村上春樹の小説としては…

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毎日読書#281 『猫を棄てる』(村上春樹)

以前 The New Yorker に掲載された記事「Abandoning a Cat」の(おそらく、もちろん本人による…

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毎日読書#225 『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(村上春樹、柴田元幸)

村上春樹と柴田元幸の対談形式で二部構成。 対話1 ホールデンはサリンジャーなのか? 対話…

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毎日読書#215 『村上春樹「かえるくん、東京を救う」英訳完全読解』(村上春樹、沼野…

昨日ご紹介した村上春樹の短編『かえるくん、東京を救う』のジェイ・ルービンによる英訳と原文…

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毎日読書#214 『神の子どもたちはみな踊る』(村上春樹)

すこし前の話。縄跳びかなにかの動画を娘と探していた。 あれこれとリンクを巡っていたら、イ…

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『騎士団長殺し』【読書ログ#125】

『騎士団長殺し』(村上春樹) 第1部 顕れるイデア編(上・下) 第2部 遷ろうメタファー編(…

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『グレート・ギャツビー』(スコット・フィッツジェラルド)

ほぼ毎日、何かしら本を読んでいるので、その記録を付けることにしました。 ということで、記念すべき一回目はグレート・ギャツビー。言わずと知れたフィッツジェラルドの代表作。 この作品を最初に読んだのは、恐らく中学生か高校生のときなので、およそ30年以上前。そのときにもいくつかの翻訳があったけど、私が読んだのは野崎孝訳の「華麗なるギャッツビー」でした。 当時、サリンジャーを始めとしたアメリカ文学が大好きで、翻訳者つながりでフィッツジェラルドも読んでみたものの、正直「え、微妙…