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馴染みの大型書店へ

以前からお世話になっている大型書店を訪問しました。
蔵書も多く、出版社勤務時代には会社から近いこともあり、ほぼ毎週訪問していました。
最近でも月に1度は個人の書籍購入のために訪問を続けてきましたが、本日は新刊の営業に行ってきました。
コロナ禍のため、出版社営業担当者の訪問自粛下にあるとのこと。
なので、こっそりと飛込営業を。。。
古参の担当者とは、近況報告と新刊の案内と・・・
久しぶりの書店営業の時間を楽しむことができました。

この書店の良い点は、規模の大きい、強い出版社だけでなく、規模の小さい、弱い出版社の本も大切にしてくれるため、営業に行く気持ちにさせてくれます。
また訪問するだけの意味があります。

この書店の長所は、棚担当の方のプロ意識の高さと、棚の知識を持った専門職員の長期間の在籍が、他書店と大きく異なります。

書店に限らず、一般的な企業においては、従業員が経験を重ねたら、また別の場所や、違う仕事を・・・と、ジョブローテーションを行うことが多く、その長所、短所は大きいと思います。
書店の棚担当者の経験は短期間で習得できる能力でなく、努力と、経験が必要と思われますが、そこを企業側が大切にするか、しないかで、書店の格が大きく変わるような気がします。
営業経験上、担当者がコロコロ変わる書店、営業活動に消極的な書店も見かけましたが、そのようなお店は棚がボロボロで、案の定、近隣店の攻勢もあり、姿を消していっています。

書店営業は、書店にとっての有益な情報と利益提供が大切ですが、その経験があって今日に繋がったと実感しています。

最後になりますが、新刊『川越の建物 近代建築編』のまとまった注文に感謝します。


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