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ストレッチが逆効果になるのはどんな時?

長年施術をしていると、腰痛などを悪化させるパターンがいくつが見えてきます。その一つが、ストレッチ。

筋肉を柔らかくするために、多くの人がストレッチをすると思うのですが、それが逆効果になることがあります。
あなたはストレッチの効果が出るとき、そうでない時の違いをきちんと理解していますでしょうか?

この記事は、ストレッチやヨガ、筋力トレーニングを指導する、インストラクターやトレーナーの方に読んでほしい記事です。
意外とストレッチで腰痛を悪化させているケースとして、バレエもありますので、バレエの先生もぜひお読みください。

そもそも筋肉はなぜ固くなっているのでしょうか?

硬くなった筋肉を柔らかくしたいのなら、まず考えなければいけないのが「どうして筋肉は硬くなってしまっているのか」ですよね。

でも、ほとんどの方がそのことを考えずにストレッチやマッサージなどで解決しようとしてしまうのです。治療家の人ですら同じような感じですので、仕方のないことなのかもしれませんが、今回はせっかくの機会ですので、ぜひ一度考えてみて下さい。

筋肉は○○するために硬くなっている

筋肉が硬くなる原因としてよく言われるのが、運動不足。確かにストレッチをずっとやっていた人がストレッチを辞めたり、運動をしていた人が運動をやめたら体が硬くなるという現象は起きますが、だからといってそのまま筋肉の硬さと運動不足を結びつけてしまうと、大きな落とし穴に落ちてしまうことになります。

例えば寝たきりの生活を余儀なくされるといったような、極端な状態であれば別ですが、日常生活を普通の送っている人が運動不足で体が硬くなるというのは、ちょっとおかしいと思いませんか?

だって、運動していなくても体が柔らかい状態をキープできている人はたくさんいますし、逆に運動をしていても体がどんどん硬くなってしまう人もいます。

そもそも、この筋肉が硬くなる現象が人間に不必要なのであれば、進化の過程でそうならないように進化すれば良かったわけですよね?

それなのに、硬くなる仕組みが残っているというのであれば、それは少なからず僕たちが生きていく上で必要だから、進化の過程でも残ったと考える方が自然なのではないでしょうか。

それであればなおさら、どうして筋肉は硬くなるのでしょうか。

今回はその辺りのことをstand fmで話していますので、ぜひ聞いてみてください。

筋肉がどうして硬くなるのかが分かると、どんな時にストレッチすればいいのか、また逆にどんな時にストレッチは避けた方がいいのかが判断できるようになります。

それぞれ役割があり、その役割をきちんと理解することが大切

私たちが施術で行っていることと、ストレッチやマッサージ、トレーニングは役割が違うので、決してぶつかるものではありません。

むしろお互いを補完し合うものです。ぜひ、今までやってきたことに加えて、筋肉のロックを解除するということも取り入れてみてください。

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