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人生と山登りはなぜ似ているのか

山はよく人生に例えられる。

人生でうまくいかない時を山登りの場面で想像してみると、停滞してしまったり谷に向かって歩いているイメージを想像する人が多い。

そして、人生がうまくいっている時は山頂へ向かってコツコツ登っていくイメージを持つことが多いのかなと思う。

最近は山も人生も長い目で見る視点を持つことはとても大事なことだなと感じている。

例えば、山の中で悪天候に見舞われたり危険を感じて撤退を決めることがある。

それは登頂以上に登山者が自分自身の命を守ることの大切さを身に染みて感じているからだ。

山も人生も自分で決めて判断する力が求められているということがとても似ているなと思う。

やはり山に登っているとやっぱり美しい景色に出会いたくなり、登頂することを目指したくなる。

ピークを踏まない登山もとても好きだけど、やはり登ったことがない山を前にすると登頂したいなという気持ちがどんどん出てくる。

もちろん安全第一に登るということが前提になってくるが、何のために、そして誰のために登っているかというところがやっぱり山登りでも人生でもとても大事だなと思う。

個人的な意見にはなるけれど、私は自分と向き合って登っている人がとてもかっこいいなと感じている。

というのも特に山は危険な場面がたくさんあるけど、相手に認められるために登っている人よりもまず自分の足りないところや自分自身と向き合うために登っている人が好きだ。

理由は明確ではないけれど、そういう人の方が山や自然を心から楽しんでいるんだなあという印象を受ける。

これは人生でも同じことが言えて、相手に認められることだけに目がいってしまって自分の気持ちを満たすことを忘れてしまっている人は意外と多いのかなと思う。

そういう気持ちを持つことは人間の承認欲求だったり、自己実現に近いものなので自然なことだ。

しかし、結局相手に認められたとしても、空虚感が残ってしまうのは自分の気持ちを無視してしまっているからだと思う。

人生で山頂を目指す場面はこの先もたくさん出てくると思うけれど、自分がどんな思いで山頂まで歩きたいのか、心から何を思っているのかという気持ちが一番大事だと感じている。

そうすることでその人自身が山頂に向かうまでの過程やストーリーを結果として応援してくださる人が増えていくと思っている。

だからどんな山歩きをするかは相手と比べるものではなく、自分と向き合うためにあるものであると感じている。

これからも人生の山登りもリアルな山登りも楽しんでいきたい。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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今日がみなさまにとって素敵な1日になりますように。








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