3度目の入院が教えてくれたこと
みなさまお疲れ様です。セルフケアハイカーの彩(@selfcarehiker)です。
先日まで持病の手術が必要となり約10日間入院をしていました。
人生で3度目の入院だったのですが、社会人になって入院するとまた違った感覚を覚えたので記録がてらこちらに感想を残しておきたいと思います。
興味のある方だけご覧頂けますと嬉しいです。
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新しい気づき
今までは中学時代や大学時代にそれぞれ違う部位の手術を行って入院をしていたことがあったのですが、その時も思春期や学生ならではの悩みや疎外感はありこの時の葛藤が看護職を目指すきっかけや今の生活スタイルになっていくターニングポイントだったなと感じています。
今回、社会人になってから入院してみて特に感じたことは、フリーランスになって個人事業を始めたばかりだったので社会から置いてかれてしまうような焦りを感じやすかったです。
言葉では、「焦らない」「マイペースでいこう」と思っていてもどこかで体の痛みや不自由さに焦りを感じている自分もいました。
病院はある意味で守られている場所ではあるけど閉塞感はあって、逆に外に出てみるとぱっと見は健康に見えるので急に生きる上でのハードルが上がります。
この課題は学生の時からとても窮屈に感じていて、特に慢性疾患など目にみえにくい場所に病いがある人々の生きづらさはこういった見えない社会のハードルが原因の一つになっているなと改めて感じています。
心を癒すセルフケア相談室の運営を通して
メンタルヘルスのサポートや自然と共存した暮らしの大切さを痛感したことから「心を癒すセルフケア相談室」を今年の春から始めたのですが、すごく地味な相談室ではありますが幅広い世代の方が少しずつ相談をしてくださるようになりました。
本音を言うと本業で仕事をした方が給料も良くて福利厚生も良いのですが(笑)、あえてこの相談室をオープンした理由は一定数の方々が行政の相談窓口に相談することへのハードルを高く感じる人がいるという現実を知ったことが一つの理由としてあります。
前職は半分行政で半分民間のお仕事をしていたのですが、心や家庭の問題をオープンにして話すということはとても勇気がいることなんですよね。
ギリギリまで抱え込んでしまう方々が多かったこともあり、カウンセリングや相談窓口のハードルを下げていくことの大切さと難しさの葛藤を現場で勤務をしていた時から感じていました。
行政は無料の相談窓口で幅広く対応できる場所なのでフル活用しているよ!と言う方も多いですし、私自身もぜひ多くの方が活用して頂きたいなと思います。
しかし、逆にこの公的機関に対してハードルの高さを感じて制度の狭間で埋もれてしまう方が一定数いらっしゃる現実を知れたことが大きなきっかけでした。
一人で運営をしているので私自身が対応できるキャパシティも限られてはいますが、そういったマイノリティにある方々や一人で抱え込んでしまう方々を一人でも減らしていきたいという想いから微力ながら相談室を作りました。
昔は「弱音を吐くな。」「最後まで戦い抜け。」みたいな根性論が先行していましたが、それは心と体の充足が保てているからできることで様々なタスクやストレスを抱えやすい現代社会ではいかに弱音を吐ける場所を分散させて持っておくかということの方が大事であると感じています。
もちろん前者の根性論的な思考でうまくいく人もいるだろうし、先代の方々が努力されて築いてきたから今の時代があるわけですが、少しずつ時代の変化に伴って今を生きる若い世代の方々が求めることや世の中に対する物事への捉え方って変わってくるんですよね。
まだまだハードルに感じることではありますが、「弱音を吐ける安心できる居場所があること」「社会の中での役割があること」だけでも心の負担はグンと下がるのではないかと思います。
なんでもかんでもポジティブシンキングとはいかない世界ですし、ネガティブな思考を悪とするのも違うなあと思っているので、自分なりに気持ちの整理ができるようになっていたマインド的なところをシェアさせて頂けると嬉しいです。
自分を大事に生きるための10箇条🌱
日頃大切にしたいけれど忘れがちなことをまとめています。
①小さなことからチャレンジを始めて足りてることと足りてないことを自ら体感すること
②世の中や誰かに嫉妬をしたくないなら自分がどう輝けるのかトライアンドエラーして改善し続けること
③誰かの役に立ちたい時はまず自分を大事にすること
④困った時や何かにチャレンジしたい時に頼れる仲間を見つける旅を人生でし続けること
⑤自分の役割は他人の意見ではなく自分で決めること
⑥お互いが辛くなったりみじめになる関係は勇気を持って断ち切ること
⑦弱音を吐くことは弱さではないことを、弱音を吐く練習をしながら体に染み込ませること
⑧自分の想いを誰かが作った言葉ではなく自分の言葉で表現すること
⑨よく寝て食べて運動して笑うこと
⑩違和感に素直になり、自分の心と体の反応を無視しないこと
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今までの恥ずかしい過去を振り返ってひとまずまとめてみました。笑
私自身いつも鋼メンタルではなく豆腐メンタルになることもたくさんあって、でも弱さを克服しようとしたら逆にそのハードルの高さに落ち込むことが多かったなぁと思います。
弱さはある程度頑張ったら誰かの力を借りて、ワクワクすることにチャレンジしてより強みをパワーアップしていけるスタイルがいいなと感じるようになってからは背負いこむクセが少し直りました。
うまくいかないことの方が多いけど、何か困難なことが起こった時の立ち直れる力をこれからも少しずつ付けていくことが大事ですね。
そして、頼れる人や一緒に頑張りたいと思える人を探していく旅をし続けることを大切にしていきたいですね。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
みなさまにとって心地良い素敵な一日が送れますように。
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