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不安・心配・妄想のループから抜け出す

あなたは、日頃何か不安に思うことはありますか?

人間ですので、不安というものは少なからず誰にでもあるはずです。

不安は一生なくなりません。

不安は、精神医学的には『対象のない恐れの感情』と定義されています。

不安は、未来に起こりうることに対する危険性の判断や緊張、大丈夫かな〜、どうしたらいいのかな〜と悩んで思考が暴走する時に生ずる感情です。

対象が漠然としているのが、“不安”です。

対象が特定されていることは、“心配”です。

不安の例:将来が不安、お金のことが不安

心配の例:天候が心配、〇〇さんのことが心配

という感じです。

心配は「心」と「配る」という漢字が組み合わさっています。

気にかけて面倒を見たり、世話をしたりするという意味で使われることもあるのです。

浮かんできた不安は、どうなるのでしょうか。

浮かんだ不安は、心配に変わり、どんどん妄想してしまうパターンがあります。

明日のことが『不安』
 ↓
明日のプレゼンが上手くいくか『心配』
 ↓
緊張して上手く話せないかもしれない、
失敗したら、上司に叱られてしまう、
評価が下がってしまう と『妄想』する

というような感じで、

『不安』→『心配』→『妄想』というループに陥るのです。

そうなると、どんどんあれこれと色々なことが浮かんで、妄想が止まらなくなってしまうものです。

そんな時は、意図的に止める必要があります。

止めるためには、妄想に気づく必要があります。

思考の無限ループが始まったことに気づいたら、

『はい!おしまい!』

『以上!終わり!』

と心の中で叫んで、その妄想のループから抜け出します。

そして、今やること、できることに集中するのです。

まずは、妄想に入ってしまった自分に気づけるようになることが大事だと思います。

そして、気づいたら、止める

妄想していても、前進しません。

今やること、できることに集中することで前進できます。
どうしよう、、、と妄想しているだけでは、もがいているようで、何もしていないのです。

人間の思考は優れています。

意識的に能動的に何か考えることは、いいと思います。

しかし、自動的に浮かんでくる妄想に思考を使っていたらもったいないです。

ということで、妄想に入っていたら気づいて、抜け出し、今やること、できることに集中したいですね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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