イラスト・漫画を描くときに気を付けたいこと 盾の裏側はどうなってる?
先日、「イラストを描くときには刀(剣)の持ち方に気を付けたい」といった内容の記事を書きました。
これは僕が昔剣道をやっていたからこそ思いついた内容だったのですが、そのときに一つ疑問がわきました。
「そういえば…盾の裏側ってどうなってるのかな」
そう、剣と対になって持つものとして盾があると思います。
ファンタジーもののRPG(もしくはそのキャラクター)とかが好きですと、勇者や戦士といったキャラクターのイラストを描くときがあると思いますが、「盾をどう持っているか」を考えたことがあるでしょうか。
そしてこれを考えるには、「盾の裏側のつくりがどうなっているか」をまず知る必要が出てくると思います。そして、今回はこれについて自分なりに調べてみました。
僕は盾に関しては刀と違ってほとんど知識がないので、色んなところからの引用をさせてもらいつつ紹介していこうと思います。
ほとんどの盾は2点で支えている
今回調べていて一番大きかったポイントはこれ。
西洋の盾ほぼ全て、そして現代において機動隊が暴徒鎮圧時などに使っている盾もこれなんですよね。
拙い絵で申し訳ないですが、具体的にこんな感じ。
左は無くはないんですが、やはり「相手の攻撃を防ぐ」「相手の攻撃をはじく」ということから考えるとちょっと弱くなってしまいます。
長い人間の戦いの歴史の中で「1点支え」の盾はだんだんと淘汰されていったのではないかと。
機動隊の盾は下のような感じです。
盾として構えるときには両手で(2点で)持つようちゃんと「持ち手」が付いていますね。
コスプレ等で小物を作る人はこういうところをちゃんと作っていると「作り込みがしっかりしているな」と思われるでしょうね。
ちなみにお金持ちの家などに飾ってあるイメージのあの盾。ああいう飾りの盾にはそもそも持ち手自体がない場合が多いそうです。いざというときに飾りの盾を使って敵の攻撃を防ぐ…といったことは難しいということですね。
持ち手の付き方はどうなっているか
ここはちょっと難しいのですが…ゲームの盾などもいろんな設定があるようで、結局のところ「盾による」のかもしれないですね。
漫画家の方がされていたツイート。こういうのも参考になるかもしれません。
イラストで描くときにはまず自分の考えた盾のデザインを見て、
「この形状なら…持ったときの見栄えを考えて大体持ち手の位置はこうだろう…そうなると腕はおそらくこんな感じに隠れて…」
と、考えながら描いてみてください。
気を付ける点はやっぱり、2点で支えてるってところでしょうか。
さて、今回の盾の裏側についての考え方、いかがでしたでしょうか。
なんとなく思い浮かんだ疑問から調べてみましたが、まだまだいろんな要素がありそうで興味深いですね。
また何か気付いたことがあれば紹介できれば、と思います。
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