見出し画像

新型コロナウィルスとベトナム

日本では第二波ではないかと囁かれる新型コロナウィルスの感染拡大ですが、すでにベトナムでは感染拡大が抑え込まれていて、海外帰国組を除き新規感染者は出ていない現状です。

2020年7月21日現在、感染者数381名、死者0名(引用:米ジョンズホプキンス大学)を達成しています。

これは、ベトナムが早期にロックダウンを1ヶ月弱行い、海外からの渡航客や自国民は強制的に隔離する事で実現したものです。

日本で2,000名の感染者数を出していた4月1日当時、ベトナムでは新規感染者数は200名弱でした。しかし、この日をもってベトナム政府は都市封鎖(ロックダウン)を行い、同月23日までそれは続きました。

画像1

画像2

画像3

☝︎ロックダウン当時のハノイ市内です。

この結果、ベトナム首都ハノイ市では日常の経済活動に戻すことに成功し、7月21日現在は感染拡大が続く日本とは全く違った様相となっています。

そんな中、当社は日本の感染拡大により実行された出入国管理規制の影響を受け、数十名のベトナムエンジニア内定者が現地で待機しておりますが、彼らは日本への一抹の不安を抱えながらも、元気に日本での未来へ想いを寄せています。

当社ではこの間、本人の日本語力向上や日本での生活力向上、職場への早期順応化を果たすため、内定者個人個人と毎月、中には毎週面談と個別学習を日本語教師を通じて実施しています。

これにより、日本語力の上達だけでなく、本人の日本への意欲を削ぐ事なく、能力を高めながら待ってもらっています。

現在、日本・ベトナム両政府間の出入国管理規制緩和に向けた協議が進んでおり、新規感染者が出ていないベトナムやタイから規制解除と共に、ビジネスマンや労働者などを中心に順次入国が進んで来るとみられています。

まずはベトナム、タイから日本に向けての国際便が1日でも早く飛ぶ日を切に願っております。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?