最強のメンタル回復術

メンタルが崩壊した自分の実体験

皆さんは自分なりのメンタル回復術を持っていますでしょうか。
私は、どうしても頑張りすぎてしまう癖があるようです。
私は４月から大学２年生になります。
一年前の大学入学当初、サッカーがやりたかった私は、大学内にサッカー部が無かった為、サッカー部を創設しました。そこからほぼ一年間休むことなく動き続けました。
周りの友達や、大人たちから
「休んだほうがいい。」とよく言われていました。
ですが、サッカー部を創設して、起こる出来事やトラブルすべてが新しいものばっかりで休んでいる暇なんてありませんでした。
練習する場所を確保すること、部費を集めてボールやビブスなど必要なものを各所に連絡して購入、練習試合や大会参加のために各大学に連絡、
その他、とにかく自分が一人で動き回りました。
部員が５４名集まったこともあり、まとめるだけでも精一杯なのに、裏で部活を成り立たせるために必要な業務作業をすべて一人で行っていました。
自分の悪いところなのですが、人に頼るのがとにかく苦手でした。
どれだけトラブルが起こらないように事前準備をしても、
起こるトラブルは全て想定外のことばっかりでどんどんメンタルが病んでいきました。
それでも誰かに頼ることができずに創設した４月から６カ月たったある日の夜、勝手に涙が出てきました。
さっさと楽になりたい。周りの大学生のように楽しいことだけを考えて行動していたい。などすべての負の感情がこぼれてきました。
その１か月後、メンタルが崩壊し、病気にかかり、１１月から１年最後の登校日まで学校に通えなくなりました。
その後もなんとか部活だけは成り立たせたいと思い、そのころから周りを頼りはじめ、3/27現在、自分の仕事量も減り、部活が楽しくなっていきました。（今も想定外のトラブル続きですが（笑））

馬鹿にならない自然の力

２月末まで何をすることもできなくなっていました。
家を出ることも、起き上がる気力も湧かず、体を起こせない日がどれだけ続いたかわかりません。
病気にかかり、それでも迫りくるストレスにどんどん蝕まれて行きました。
いつしか「死にたい。」そう思うようになりました。
「いやいや言い過ぎでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、
本当に追いつめられるとそこまでいってしまいます。
これは実際に感じた人しかわからない感情だと思います。

ですが今は家では料理を楽しんだり、掃除・洗濯も苦にならず、サッカーもたまにしたりしています。
なぜここまで回復することができたか。
それは自然の力です。

メンタリストDaiGoさんのYouTubeにて
「森などの自然を３０分散歩するのは抗うつ剤１本打つのと同じくらい効果がある。」というのを聞いて、
自宅の近くの近くの川や森がある大きい公園に歩いて散歩しました。
普段、携帯で沢山の情報に触れたり、人間関係で疲れたりして
自然に触れる機会が全くありませんでした。
「小さい頃は携帯やゲームなんて目もくれず、公園を走り回ったり、森に虫を捕まえに行ったりしていたのに、今は全く自然に触れたことがないな。」
そう思っていざ公園内を散歩していると、こんなにも自然というのはすごいのかと圧倒されました。
朝７時に散歩していたのですが、
木々の隙間から照らされる太陽、鳥のさえずり、川の流れる音、普段意識したことない呼吸から吸い込まれる冷たく澄んだ空気。
全てが自分の心を包み込んでいきました。
自然のど真ん中にいる自分がちっぽけに感じました。
それは心地の良いちっぽけさでした。
それから人の少ない朝に散歩するのが日課になりました。
すると、日に日に力がみなぎっていき、どんどんやる気がみなぎり、元気な自分が返ってきました。
今も様々なストレスがありますが、朝の散歩ですべてが浄化されます。
なんか今考えていることがどうでもよくなります。
散歩は自分にエネルギーを与えてくれました。

メンタル回復術

皆さんそれぞれにメンタル回復術があると思います。
例えば、仕事、学校から疲れて帰ってきてから飲むビール、食べる好物がたまらない。
他にもあると思いますが、自分は朝の散歩を推します。
携帯はもっていかず、歩く時目に写る家、木、公園、川。
鳥の鳴き声、木の揺れる音、川の音。吸い込まれる空気の味。
感じる五感全てを感じ取ってみてください。
今の皆さんには感じたことのない世界が待っていると思います。
少し疲れた、気分転換したい、無気力でやる気が出ない。
そんなあなたを自然は待ってます。
ぜひ、朝少し早く起きて新しい世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。