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セスキプラスで洗ってみよう

どんな物が洗える?

綿・麻の衣類や小物類
1日着ただけのシャツやパジャマ、湯上がりタオルやハンカチなど軽い汚れ物の洗濯に適しています。

ポリエステルなどの合成繊維製品
ワイシャツ、下着や靴下、ニット製品など。

合成繊維はあまり長時間浸け置きすると再汚染して黒ずんだり臭いが出たりするので気をつけましょう。再汚染とは、いったん繊維から離れた汚れが再び繊維に戻ってしまう事です。

ウール・絹製品
風合いを守るため長時間の浸け置きはせず、手早く洗い上げてください。

カーテンやインテリアファブリック、布団や枕など
石鹸カスが出ず、すすぎ簡単なセスキプラスは大物洗いにもぴったり。

皮脂や手垢などで特に汚れている箇所は事前に石鹸で部分洗いしておくとよいでしょう。

注意点など
・洗う前に「水洗い可」である事を確認して下さい。
・泥や油で激しく汚れたスポーツユニフォームや作業着などは、石鹸での洗濯がお勧めです。
・靴下など一部分のみが激しく汚れているものは、汚れを石鹸で部分洗いしてからセスキプラスで洗います。
・本来ならセスキプラス向きの洗濯物であっても、繊維の中に大量の汚れを抱え込んでいる状態だとうまく洗えない事があります。その様な場合は一度石鹸でしっかり洗って溜まった汚れを一掃しましょう。
・通常の洗濯では落ちないシミ汚れは酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)での漂白がお勧めです。

基本の洗濯(洗濯機を使って)

使用量の目安
縦型洗濯機:水30Lに対し7.5~10g(小さじ1.5~2)程度
ドラム式:洗濯物4kgに対して5g(小さじ1)程度

1.洗濯物を洗濯槽に入れる。
2.洗濯機の電源を入れ、水量が決まったら適量のセスキプラスを入れる。
4.洗いスタート。洗い時間は約10分くらい。
5.すすぎ1回ののち、脱水して干す。
6.すすぎ1回では不安な場合はシャワーすすぎをプラスしたり、2回すすぎにしても問題ない。

デリケート衣類(ランジェリー、薄い生地の衣類、繊細な飾りが付いた衣類など)

20210922ブラショーツ

手洗い

使用量の目安:ぬるま湯10Lに対し、2.5g(小さじ1/2)程度

1.適切な水温や、水洗いできることなどを取り扱い絵表示で確かめる。
2.部分汚れが目立つ時は薄めた液体石鹸をつけて軽くたたき洗いしておく。
3.十分な量の水を溜めてセスキプラスを溶かし、生地に負担をかけないよう軽く押し洗い・振り洗いする。
4.洗濯機でしわにならない程度に軽く脱水する。
5.たっぷりの水でさっとすすぐ。
6.必要なら軽く脱水し、形を整えて干す。

◆洗濯機のドライコース利用

1.取り扱い絵表示を確認し、部分汚れがあれば下処理をしておく。
2.目の細かい洗濯ネットに入れ、洗濯機のドライコースをスタート。
3.脱水が終わったらすぐに取り出し、形を整えて干す。

ドライマーク衣類(ニット、カーディガン、ブラウス、ジャンバー、学生服など)

20210922セーター

ウール製品は洗い・すすぎ共に水温30℃(ぬるま湯程度)で洗ってください。風合いが損なわれにくくなります。

◆手洗い
使用量の目安:ぬるま湯10Lに対し、2.5g(小さじ1/2)程度

1.取り扱い絵表示で洗濯条件を確かめる。
2.部分汚れが目立つ時は薄めた液体石鹸をつけて軽くたたき洗いしておく。
3.衣類の大きさに合った洗濯桶や洗面器などを用意する。
4.十分な量の水を溜めてセスキプラスを溶かし、生地に負担をかけないよう軽く押し洗い・振り洗いする。
5.洗濯機でしわにならない程度に軽く脱水する。
6.たっぷりの水でさっとすすぐ。
7.必要なら軽く脱水し、形を整えて陰干しする。

◆洗濯機洗い

1.取り扱い絵表示で洗濯条件を確かめる。
2.部分汚れが目立つ時は薄めた液体石鹸をつけて軽くたたき洗いしておく。
3.洗濯ネットに入れ、洗濯機へ入れる。
4.ドライマークコース」「ソフトコース」などで洗う。ともにすすぎは1回でOK。
5.形を整えて陰干しする。

布ナプキンの浸け置き

20210922布ナプ

使用量の目安:水10Lにつき2.5g(小さじ1/2)程度

使用した布ナプキンを洗うまで浸け置く時、浸け置き水の中にセスキプラスを入れます。
セスキ炭酸ソーダのアルカリ性と酵素の働きで汚れがより早く分解されます。

汚れの程度や布ナプキンの状態などによって汚れ落ちは変わります。様子を見つつ量を加減してください。

長時間浸けすぎると却って汚れが染みつく事があります。布ナプキンから汚れが離れたら早めに引き上げて洗濯するのがお勧めです。

毛布などの大物のお洗濯(洗濯機を使って)

使用量の目安
縦型洗濯機:水60Lに対し15g(大さじ1)程度
ドラム式:洗濯物4kgに対して5g(小さじ1)程度

1.毛布についたホコリや髪の毛などを払い落とす。物干し竿などにかけると作業しやすい。
2.えり元など汚れが目立つ部分は、石鹸をつけて軽くたたき洗いする。石鹸を多く使ったならは軽く洗い流しておく。
3.毛布をひだ折り(屏風だたみ)にして大物用の洗濯ネットに入れ、洗濯機へ入れる。
4.「大物洗いコース」「毛布コース」などで洗う。ウール毛布の場合は、水温30℃(ぬるま湯程度)を保つ。
5.干す時は、物干し竿を2本用意してM字干しにすると早く乾く。直射日光による色あせが心配ななら陰干しにするとよい。


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