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関谷志摩
2021年5月24日 15:52
今やメジャーリーグでは大谷選手の「二刀流」が大旋風を巻き起こしている。いやはや才能ある若者が海外で躍動する姿を見るのは頼もしく思うやら、自分の不甲斐なさ、若い頃の怠慢ぶりを呪いたいやらで、素直にすごいと驚嘆しつつもあの姿がまぶしすぎてしまうわけである。そもそも二つのこと(あるいはもっとたくさんのこと)を高いレベルでできてしまうというのはどういうことなんだろうかと思ってしまう。自分なんか1つのこと
2021年4月23日 07:41
最初に採り上げるとしたら、これしかないというのが青木智仁の『Experience』。私が最も敬愛するベーシストである。 わずか2枚しかアルバムを発表していないが、レコーディングに参加した数となると本当に枚挙にいとまがない。 なぜ彼を知ったかと言うと、原因は私の性格にある。私は生来の貧乏性で、中学からレコードやCDを買うたびに、そのクレジットまですみずみと見る癖があった。誰が参加しているのか