健康生活と設計生活
やっと、「運動したい、もう走りだしたい!」と心の底から思うような思考回路を構築=自分にとって動機付けとなる運動のメリットを3年かかりましたが見つけつつあるので、備忘録を残します。(急いで残したいから絵なし笑)
今日は曇天ですね。梅雨明けなかなか来ませんね。
土曜の朝です。
今日は朝の一仕事としてジョギングをしてきました。
運動を習慣にしたい!!!(痩せたい!!!!)
体質によりますが、大抵の建築設計者はほっとくと太りゆくといっても過言ではない。(ゆずる職場調べ)
何故なら超頭脳労働だからです。PCを前に検討し、指示を出し、会議をし、現場へ行って、また検討し・・・。とにかく基本PCで作業or打合せしかしません。
30歳超えて急に太ってきました。ボトムスがLサイズではないときつくなってきた頃から、フィットネス契約してみたり皇居ランしてみたりリングフィットやってみたり・・・
1週間に3日は運動するぞ!!
っと張り切ったのもつかの間、
筋肉不足による筋肉痛+関節痛で1カ月以上ブランク→結果やる気無くす
そんな模索を繰り返し・・・早3年。辿り着きました。
運動コマンドによって得られる最も魅力的なアビリティは
・生きてるだけで痩せる体質になる
・生きてるだけで楽しい
の2点です。
運動に期待することはこれで十分でしょうという思考回路の変換といういわば万能メソッドを得つつあるわけです。
①生きてるだけで痩せる体質になる。
最近までわたくし、この悪循環でした↓
30分のジョグで200kcal消費。20分程度の筋トレで60kcal消費。→あまりの効率の悪さに絶望すると同時に食事制限の方が楽ではと考え→食事制限だけした結果、食事制限しても全く痩せない省エネ体質に進化。
その進化いらない。プリウスに私はなりたいわけじゃない。
今は食べ物が豊富すぎる時代なんじゃ蓄えなくていいんだぜ私の体ぁぁ!!!!
というわけで思考を変えます。
×1日の運動消費カロリーを期待した運動
〇1日生きてるだけで消費するカロリー=基礎代謝量を増やすための運動
これによって食事制限が圧倒的に楽になります。基礎代謝を上げる炭水化物も気持ちよく食べることができます。
具体的な運動はどうするか。
上でもちらっと触れたとおり、私みたいな運動素人はスクワットだけやランニングだけなど、同じ運動を毎日続けるとすぐ筋肉痛や関節痛になって動けなくなるし回復にも時間がかかって全く習慣にならない=痩せないことが、この3年間取り組み続けたことで分かりました。
運動能力底辺の私には合わないやり方をするとたったの200kcalを運動によって消費することすら負担が大きすぎて毎日続けられないのです。。。
ならば、体内で眠ってるあらゆる筋肉達に目覚めてもらい、1日の中でエネルギーを消費してもらうことにしました。
鬼滅の刃 全集中の呼吸笑
サイヤ人でもFFのリミット技ブレイクでもなんでもよいですが、全身の使えるもん使ってエネルギー放出していこう!という思考に切り替えます。
全身の筋肉や関節に負荷を分散することで運動が毎日続けられる仕組みにも繋がります。
とにかく毎日続けて動けることを大切にする。
具体的には
〇時間がある週末:ジョギング、ダッシュ、筋トレ。筋肉痛になったらウォーキングに切り替える。趣味の山遊びや海遊びも良い。
〇時間が無い平日:ストレッチやウォーキング。筋トレを気分で。
その運動でしか使わない筋肉が沢山あります。ストレッチも筋肉の可動域が広がるので間接的だけど効果的と知ってから、自然と行うようになりました。
なんか会社組織の仕事の回し方みたい。笑
②生きてるだけで楽しい。
上でもふれましたが建築設計は超頭脳労働です。
頭の回転が速い日は仕事が沢山片付きますし、それはそれは楽しい1日を過ごせます。
気分が良く自分の心の器が大きくなってますから、不健康で軽いコミュ障(自身含む)が多い技術屋集団でも安泰の人間関係を維持することができます。
あと本を読むスピード(理解力)がアップするのでインプットが増えました。仕事のアウトプットネタも増えて議論することが楽しくなります。
あと、なんといっても生きてるだけでナイスバd・・・いや、今より健康的に痩せる可能性がありますから楽しみでなりません。
何が言いたいかというと、生活費を実質稼いで頂いている脳みそ様は酸素消費量が体内臓器の中で圧倒的に多い。脳のごはん=酸素を運ぶ血液の流れをスムーズにしてやることが、わたくしが脳のためにしてやれることなのだな。という考えに至ったわけです。
このアニメを見てだな。
アニメ「はたらく細胞」。大好きです。がんばれ赤血球!
運動で筋肉を動かせばこの赤血球たちがいる血液循環が活発になり酸素がどんどん運ばれることになります。これは何が何でも体動かすしかない!温めるだけでもいいから何かやる!そしてちゃんと食べる!!
他にも前頭葉が活性化されて理性的な判断ができたりとかテストステロンが増えることでメンタルも認知力もアップとかありますね。
そして有酸素運動のもうひとつ良いところは、強度を上げると最大酸素摂取量(VO2MAX)を高めることができるところです。
そして、このVO2MAXが高い人ほど記憶能力が高いという研究結果がでているのです。それも長期的に。
アクティブライフは脳に効く(筑波大学)
ジョギングならインターバル走を取り入れながらできるので一石二鳥。ダッシュを取り入れましょう。心肺機能も上がり、眠ってた筋肉も飛び起きます。
そして、ぐっすり良質な睡眠を得て、次の日に備えることができます…
まとめ:体動かそう
最後に建築と健康をむりやり絡めて終わろうと思います。
生活環境の変化がこどもの能力にどのような変化をもたらしているかを解説している本です。特に私が注目させられたトピックは
・運動できないこどもが増えている(=運動できない環境が増えている)
・認知能力だけでなく学習意欲や社会性といった非認知能力が低下している
この2つの因果関係です。
こどもって言ってますけど、低下してるって評価された被験者って間接的に私だったりするわけです。年代的に。そして、もう30過ぎた大人になってます。心当たり在りすぎます。
自動車優先の都市構造に変化したことが大きく、決して1つの敷地に建つ1つの建物が解決できるような課題ではありませんが、アンバランスな便利さが人の能力を奪い、国力の低下に繋がっていくなんて、やはり理不尽です。健康はどの分野でも割と蔑ろにされがちなトピックですけど、仕事は体が資本と一緒で、経済は国民の健康(=頭脳だったり身体能力だったり)が資本です。
都市、建築、物流、健康・・・1つの分野では解決しきれないこんなもやもやした思いを抱いているので、この課題にメスを入れて実行し始めたTOYOTAの開発PJは本当に凄いと思います。
そして、クリエイティブ・ディレクターがあのBIGです!
私はBIGの内情にあまり詳しくないので完全な予想ですが、彼らはアンビルドPJの中で様々な課題を日々ブラッシュアップしているからこそ、このようなプロジェクトが出てきたときも対応できるのではないかと。
私が以前いた職場もそうでしたが、アンビルドでデザインしたものが、数年後全く違うPJで実現したりしてました。デザインや計画を知的財産としてお金を払ってくれるクライアントがいた環境だからできたのだと思います。
日本にはその様な文化が無くてつらいところですが、建築をとりまく本質的ではないルールや条件設定を紐解いた先に本当に欲しいものが生まれるとするなら、実務経験が多少ついてきた今だからこそ架空PJを考えたいと思うのでした。
見ろ、ゴミがスキー場のようだ!ようだ、ではなく焼却施設がスキー場です。こんな楽しく健康な世界観をもったPJが地球上に実在します!悔しいなあ笑
では、よい週末を!
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