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#1 チェリーと桃のパフェ MA-O

夕書房・文庫喫茶のコーヒーとともに楽しめるデザートがあったら……。そんな願いを叶えるべく、このたび大阪在住のパティシエ・MA-Oさんが、オリジナルパフェの出張提供をしてくださることになりました!

このマガジンでは、MA-Oさんのお菓子の世界の魅力を、イラストとエッセイでお伝えしていきます。こちらのパフェの提供は7月13日(土)の午後、入替制(各2時間)で各回8名限定。どうぞお早めにご予約ください。

チェリーのおわりと桃のはじまり

チェリーの旬が終わりを迎えつつあるこの時期は、同じバラ科の果物、桃が出回り始める季節でもあります。
果物にとってそんな季節の変わり目である7月にぜひ食べていただきたいのが、今回ご提供する「チェリーと桃のパフェ」です。

各パーツは、「さくらんぼの木」をイメージして構成しました。

まずは桜の花から。
夏でも桜餅が食べたい! と思うほど、甘塩っぱい桜のお菓子が好きな私。桜の塩漬けを使った白くてサクサクのメレンゲをお花に見立て、パフェの表面にあしらっています。やさしい塩味が果物の甘味を引き立ててくれます。

パフェ全体に散りばめたピスタチオは、葉っぱのイメージです。青い香りは、チェリーや桃とも相性抜群です。

甘い香りのバニラアイスにはシナモンをたっぷりとふりかけ、どっしりした桜の幹を表現しました。

チェリーは3種類をご用意する予定です。
アメリカンチェリーさくらんぼ(紅秀峰)、そしてサワーチェリー
きゅんとする酸っぱさの国産のサワーチェリーが届いたので、柑橘香る赤ワインのサングリアでコンポートに。サワーチェリーの風味が移ったサングリアは、ゼリーにも仕上げています。

やさしい甘さの桃は、まずはそのままのフレッシュな状態で。カルダモンを加えたコンポートも忍ばせました。

チェリーと桃、2つの果物が出会えるのは僅かな期間だけ。今だけのお味をお楽しみください。

〈プロフィール〉
MA-O
(まあお)
金沢美術工芸大学デザイン科卒業後、洋菓子店、フレンチレストラン、百貨店、ホテルでパティシエとして勤務。現在、大阪のカフェに勤務しながら、季節の果物を使った美しくおいしいお菓子を作り続けている。

パフェの日#1 MA-Oさんの「チェリーと桃のパフェ」

日 時 2024年7月13日(土) 入替制
    12:00-14:00 定員8名
    14:00-16:00 定員8名
    16:00-18:00 定員8名
会 場 夕書房・文庫喫茶
    京都市北区小松原北町59-21
料 金 900円(税込)

ご予約はこちらから

◉当日は、パフェのほかにフロランタン(テイクアウト用)の販売もあります。どうぞお楽しみに!


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