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ランニング初心者でも履ける「HOKAONEONE」と「ON」を走り比べてみた。

ジョギングを始めるために、ランニングシューズってなにがいい?

こんな悩みを解決します。

今回は2つの人気メーカーで、初心者向きのシューズを比較してみました。

過去に履いたシューズ

「ニューバランス・NEWTON・SCOTT・NIKE・ZOOT・ON・HOKAONEONE」


実績
サブ4(4時間きり)も達成
トライアスロン歴10年
IRONMANレース3回完走

初心者でも履ける「HOKAONEONE」と「ON」を走り比べてみた。

HOKAONEONEは、マシュマロのような柔らかいクッションです。
路面へのタッチが非常に柔らかいのが特徴です。
今まで経験した事の無い柔らかさに、驚くと思います。

ONは反発力があって、路面を跳ね上げるように気持ちよく走れます。
ポンポン空を飛ぶ感触で、踏み込むといくらでも反応して加速できそうです。

HOKAONEONEもONも、特徴のあるシューズなんです。

個別に観ていきましょう。

HOKAONEONEクリフトン


HOKAONEONEクリフトン6のデメリットは、見た目が少し重たく感じるところです。

ジョギングが慣れない初心者には、もしかすると「重たいなぁ」と感じるかもしれません。

靴底も厚く、シャープでスリムなランニングシューズとは、ちょっと違うかもしれません。

しかし、デメリットを上回るくらいに、足に優しいのがHOKAONEONEの特徴です。

重たく感じても、足が振り子のように自然にでるので、初心者にとってアシストになります。

底が厚くタッチが柔らかいので、足への負担も軽減されます。

足を痛めやすい初心者や、長距離を走るシューズとしては、メリットが高いのです。

HOKAONEONE(6)の重量は255gです。
下はバージョンアップしたクリフトン8です。

ONクラウドフライヤー


ONのクラウドフライヤーのデメリットは、横幅がタイトなところです。

親指の付け根が当たりやすく、感触が気になる人には合わないかもしれません。

甲高の人にも、タイトなシューズは痛くなる可能性があります。

ヒモの結び方などで対処する必要があります。

しかし、デメリットを上回るくらいONは走りやすいし、加速しやすい。

ダイレクトに気持ちよく反発する感じが、走る楽しさを倍増させます。

気持ちよくて、いつもよりペースがあがってしまうこともあったりします。

ONは、楽しく気持ちよく走るシューズとしては、非常に優れた1足なんです。

ONの重量は280gです。

実際にジョギングして2足を比べてみました。


実際に軽いジョギングで、同じコースを同じ時間で走り試してみました。

計測はStrava GPSトラッカーで行ないました。

2つの数値はこちらです。

先ずはHOKAONEONEで走った記録はこちらです。


続いてONで走った記録です。


両方の数値を、並べて見比べてみます。


ONは反発力が気持ちよくて、自然とペースがあがっていたようです。

対するHOKAONEONEは、ゆっくりですが安定して走れる感覚です。

  • 加速して走りたいならONを選択。

  • ゆっくり着実に、負担を減らしたいならHOKAONEONEを選択。

ONを簡単に分析すると

ONは反発力が気持ちよく、ペースがあがる分だけ自身の脚力も削られます。

気がついたら反発でふくらはぎ・太ももがパンパンに張ってしまうこともあります。

要するに抑えて走り、ペース配分を考える必要があります。

それくらい加速するって事です。

HOKAONEONE を簡単に分析すると

HOKAONEONEはゆっくり、着実に安定して走れます。

とにかくクッションが柔らかいので、足へのダメージが少ないです。

走るより歩くと本当によく分かるのですが、不思議なくらいに歩き疲れないです。

長時間歩いても、ホント疲れないのがHOKAONEONEの真骨頂です。

それくらい足に優しいシューズです。

最後に

HOKAONEONEもONも、耐久性はあまり高くないように思えます。

  • HOKAONEONEは柔らかい分、靴底が削れるスピードが早いと感じます。

  • ONは反発力強い分クッションが潰れるのが早いと感じます。

それでも2足のシューズメーカーは人気で、沢山のランナーに愛されています。

デメリットを上回る楽しさや快適さ、機能性が詰まっているのです。

2足のシューズは、どちらの特徴的です。

好みに合った方を選ぶと良いかもしれません。


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