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疲れが取れないのは睡眠不足が原因かも

青山、表参道、銀座でPersonal Training Gym UR Fitの代表をしている関です。

また、NCCA(全日本コンディショニングコーチ協会)の東京支部の責任者も兼任しています。

普段のトレーニングは出来るだけ専門用語を避け、お客様に分かりやすくお伝えしているのですが、少し専門用語を交えながら、体づくりに役立つ情報をお伝えしていきます。

今回は睡眠について解説していきます。

いい睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を一晩に4〜5回のサイクルで繰り返しています。この中で、最も深く眠っているのが初めの「ノンレム睡眠」の時になります。最初の深い眠りで脳下垂体から「成長ホルモン」が分泌されます。成長ホルモンは骨格形成を促し、身長を伸ばしたり、疲労回復やホルモンバランスの調整を行なったりします。深い睡眠をとり、成長ホルモンの分泌が適切に行われることで、寝ている間に脳や身体の疲労回復や、細胞の修復が進みます。

★ノンレム睡眠

ノンレム睡眠は、眼球が動いていない深い眠りの状態とされ、ノンレム睡眠中には脳の休息、成長ホルモンの分泌による体内組織の修復、免疫機能の向上などが行われています。脳波により脳の休息状態とは4段階に分けれれ、眠りの深さと関係しています。しかし、全身の筋活動は活発に行われ、疲労が溜まっている部位の回復を進めることができます。身体のメンテナンスを考える上でも、最初の90分で身体が熟睡モードになる「ノンレム睡眠」をしっかり出すことが重要です。

★レム睡眠

レム睡眠は、瞼を閉じていても眼球は細かく動いていて、一般的に浅い眠りの状態にあると言われています。レム睡眠中には、脳は活動状態にある、夢を見ているのもこの時だと言われています。筋肉は緩んでいて、身体は全く動かない状態になり、物音や激しい音がしたとしても、外部の刺激を遮断する働きが作用しており、目覚めやすいというわけではありません。思考の整理や記憶の定着をおこなっているのもレム睡眠中であり、脳の発達や精神的な安定にも重要です。特に、成長期の子供にとってはレム睡眠がしっかり出ることが重要です。

会社員時代に睡眠時間が3時間前後しか取れない時があり、とにかく睡眠の質を高めようとして、以下のことを心掛けていました。「寝ても全然疲れが取れない」という方は、ぜひ参考にされてみてください。

・マットレス、枕、毛布、タオルケットなど寝具にこだわる。
・お香やアロマなど好きな臭いを嗅ぐ。
・リラックスできる曲を聴く。
・電気を消す。
・シャワーもしくは風呂に入る。
・夜の食事の量を少なめにする。

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