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停滞期はある

青山、表参道、銀座でPersonal Training Gym UR Fitの代表をしている関です。

また、NCCA(全日本コンディショニングコーチ協会)の東京支部の責任者も兼任しています。

普段のトレーニングは出来るだけ専門用語を避け、お客様に分かりやすくお伝えしているのですが、ここでは、トレーニング中やメニュー作成する段階での頭の中で考えていることをご紹介していきます。

今回はボディメイクをメイクを進めいていく中で、ほとんどの全ての方が経験する、停滞期について解説していきます。

停滞期とは、それまで順調だったと思われる体重やサイズの変化がピタッと止まってしまう段階を言います。停滞期が発生するのは極めて自然なことで、生体に備わっているセーフティー機能であるホメオスタシスが作動しているからです。

ホメオスタシスは「恒常性機能」とありますが、身体の内部環境で機能している「自律神経系・内分泌系・免疫系」のことを指しています。この機能が正常に作動していれば、当然、体内外における異常事態に対しても自分の常態を保とうするあらゆる努力(抵抗)を無意識のうちに行います。

そしてボディメイクにおけるダイエットにより急激に体重やサイズが減っていくことも「それまでの体にとって」は異常事態なので、それを感知して「これ以上体が体重やサイズを減らさないように保つ働き」が機能して停滞期を生じるのです。

ちなみにホメオスタシスは1ヶ月以内に元の体重の5%以上の減量が進むと最大限に働いしてしまうという報告があります。

3ヶ月で数十kg痩せた!みたいなことを小耳に挟むのですが、数ヶ月後にまた話を聞くと、ジムに数十万円かけたのにリバウンドをして以前より太ってしまった…ということがあります。

無駄な時間と労力を費やしてしまわないためにも、なぜ体を変えたいのかという目的を深掘りしていくことも重要です。

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