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LEGOでのプログラミング学習するメリットデメリットその3-モノづくりの考え方-

こんにちは。今回は、LEGOを使用してプログラミングを行っていく上のでメリットデメリット「その3」を紹介していきたいと思います。
そのほかのメリットデメリットシリーズは、それぞれ下記のリンクから見ることができます。ぜひ見てください。
-その1
-その2
-その3
-その4
-その5
-その6

ロボットを作ることを通じてモノ作りに興味を持つことができる

小さなお子さんをお持ちの方は、このようなことを思うのではないでしょうか?「子供にものづくりを楽しんでほしい。将来、たくさんの興味を持って多くのことを学んでほしい。」と、私は現在大学生なので、もちろん子供はいませんが、将来自分の子供にはこのようにものづくりなどを通じてたくさんのことを学んでほしいと思います。

レゴは、一見普通のブロック遊びに見えますが考えたり、工夫して使用することで、単純な動きから、複雑な動きまで実現可能です。ロボットをやる上で一番の醍醐味は、自分で作ることです。その点レゴのロボット製作は実際に自分で作るため、立体的思考能力が飛躍的に伸ばすことができると考えています。

はじめは、既存する組み立て書を見ながら作るはずです。しかしバリエーションが少なくだんだん形に飽きてきたり、自分のオリジナルロボットを制作したくなるかと思います。そんなとき市販されている電子部品等を使用したロボット制作キットでは拡張は望めませんし、ロボットをゼロから制作していこうとすると材料費等がかかり制作までが大変です。またもし鉄板などの寸法を間違えたり、途中で思いついた新しいアイデア等を取りと入れたときにはまた「1」からすべてをやり直さないといけません。ここまで来たらめんどくさいを通り越して飽きてくると思います。私ならほぼ確実に諦めます(笑)ましては、子供に工具などを自由に使用させたりするのは危険すぎます。

その点、レゴであればある程度決まったパーツのみの仕様でありますが、パーツ単価はとても安いですし(単品通販ブリッカーズなど)、工具は一切使用しません。制作費もあまりかかりません。何より、中高生や大学生であれば、子供に時に遊んだレゴが使えますし、小学生はこのEV3に使用することを前提にレゴを探すなど様々な方法で簡単にパーツを入手することが可能です。また、一番のポイントは、ロボットの制作において失敗してもレゴブロックなので何度でも簡単にやり直しをすることができます。これに関しては多くのロボット制作においてとても魅力的です。

実際のロボットなどで使用されている機構をレゴで再現することができる

子供は、理屈よりも体験することで多くのことを学びます。たくさんの玩具やロボット、動きを見てこれを自分も再現してみたいと思って作ることが多いと思います。また、大人も動きの理屈はわかるがちゃんと動くかわからないといった経験があるかと思います。このことに関してもレゴは柔軟に対応することができます。簡単にではありますが様々な動きを再現することが可能です。下の写真のような多くの穴の空いているブロック、長さの異なるブロックであるこれらを駆使することで、たくさんの動きを再現することが可能になります。例えば、リンク機構であったり、クランク機構、スイッチ機構考えるだけでも様々です。逆に子供に「この動きをレゴで再現してごらん。」などを促すことで、その動きの根本的な原理を実際のものを見ながら理解することもできます。つまり、レゴを使用してものづくりをすると「理屈、動き、作り方」この3つを一気に習得することが可能であり、一石三鳥です。

限られた形、パーツでどこまで多くの動きをさせることができるのかを考える力が身につく

LEGOには様々な形がありますが、それでも限界というものがあります。この形のブロックが欲しいと思うことが多々あるでしょう。しかし、それも醍醐味ということができます。このパーツがない場合、どんなふうに再現しようかなどを考えの転換や、このパーツがないなら、少し大きくなっても形を作ろうであったり、ほかのパーツでは本当にできないのだろうかと一生懸命考える力を養うことができます。なので、LEGOは設計図通り作成するものではなく、再現し表現するための道具なのです。こんなに何度も直して夢中になることができるものはないと思います。

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