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健康を信じられない

調子が良くて何か新しいことを始めたりすると、
このままでいいのか…?と不安になる。

“このままでいいのか”は、
“このまま健康になっていいのか”というもの。

普通だったら健康は望むものだし、
調子が良いことだって喜ぶべきもの。

だけど私は不安になる。
健康になったら見捨てられるんじゃないか。
誰も助けてくれなくなるんじゃないか。
例え調子が良かったとしても、
健康が裏切ることだってあると思ってる。

健康が自分を裏切るなら何を信じればいいのか。
それだけ自分が健康だと思えた時間は少なかった。

調子が良いと人は自分を助けてくれない。
それが全てじゃないと分かっていても、
それでも私は怖くなる。

健康を喜んでいいのか分からない。
健康になっていいのか分からない。

きっと恐れているのは、
“調子が良くなること”というより、
“もうあなた大丈夫ね(助けは必要ないね)”と思われること。

だから私は言語化できるスキルが欲しい。
“自分は調子良く見えても、本当はまだ助けが必要”
その言葉が言えるようになりたい。

言えないときっと私は生きていけない。
数年前までが酷くそうだった。

全く大丈夫じゃないのに、
“大丈夫です”と笑顔で答えてた。

私の“大丈夫です”は完全に嘘だった。
だけど、本心を周囲に言うことができなかった。
もし本心を言って、想定外の反応が返ってきたら…
と考えたら怖くて怖くて言えなかった。

だけど、今回の長期入院中に変化は起きてる。
全てを言語化できなくても、以前よりは自分の本音を周りに提示できるようになった。

あの頃とはきっと違う。
だから健康も受け入れられるようになりたい…
そうは思うけど…難しい。
前に進むことも不安がつきまとって怖くなる。

だけど、これから先死ぬ気はない。
だから少しでも楽に生きていけるように、
成長していきたい。

いつか健康を心から喜べるようになりたいな。

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