見出し画像

世界遺産|オランジュのローマ劇場とその周辺及び“凱旋門”

南フランスヴォクリューズ県の町オランジュには、世界遺産登録されているオランジュのローマ劇場とその周辺及び凱旋門があります。ローマ劇場は1世紀頃、凱旋門は紀元前20年頃につくられたものです。

オランジュのローマ劇場は巨石を積み上げた石壁が美しくて特徴的であり、毎年夏にはオペラや音楽フェスティバルが開催されています。8,000人から10,000人程度の観客を収容することができ、他の遺跡と比較すると保存状態が良いことが特徴的な場所です。

凱旋門はリヨンとアルルを結ぶアグリッパ街道に存在しており、こちらも他の凱旋門と比較して保存状態が良いとされています。ガリア人とローマ人の戦闘や戦利品が描かれており、当時の人々を研究する上で貴重な史料です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?