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世界遺産|エルチェの椰子園

エルチェの椰子園は、スペインの南東部にある都市のエルチェに存在するヨーロッパ最大規模の椰子園からなる世界遺産として知られています。

樹齢300年を超すナツメヤシが11000本以上植えられているのが特徴で、最盛期の18世紀には20万本もの椰子が植えられていたことで知られているのも特徴です。

もともとこの植物は、アラブ人によって食糧確保やと土地の緑化のために持ち込まれたものです。ヨーロッパで最大のヤシ園であり、12月にはたわわに実った果実が収穫されるのも名物となっています。

エルチェに椰子が植えられるようになったのは、紀元前5世紀のカルタゴの時代だと考えられており多くの人々の歴史を長く見守っているものです。

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