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世界一 塩分濃度の高い湖

死海は、ヨルダンとイスラエルの国境の近くに存在する湖のことです。世界一の塩分濃度を誇っており、湖の中に入ると人間の体はその水の中で浮かびます。幻想的な風景を楽しむことができる場所とあって、観光名所としても有名です。

塩分濃度については、海の平均的な濃度が3%程度なのに比べて、死海は30%も存在します。その影響で、海に入ったときよりも浮力が強く体重が重い人であっても容易に体が浮かびます。

ただ、塩分濃度が濃い影響もあって顔や目に直接水分が付着すると危険です。そのため、実際に入る場合には注意をしなくてはいけません。また、特徴的なのが海抜マイナス418mに存在する湖であるという点です。

これは、死海が元々は海の一部であったと考えられているためです。世界一の塩分濃度であることは有名ですが、実は地球上で最も低い位置に存在する湖であるという側面もあります。ですから、死海は世界的に見ても非常に特殊な場所です。

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