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世界三大宗教空間

サン・ピエトロ大聖堂

世界で最も信者が多いとされるのがキリスト教で、そのカトリック宗派の総本山がサン・ピエトロ大聖堂です。バチカン市国を代表する建物でもあり、周囲にはローマ法皇が住む宮殿やバチカン美術館などがあります。

元となったのはキリストの第一の弟子とされる聖ペトロを祀った墓所です。そのため入場は無料ですが、短パンやランニング姿など、墓所にふさわしくない格好だと断られてしまうかもしれません。

パルテノン神殿

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古代から伝わるギリシャの建造物として知られているパルテノン神殿は、紀元前から続く歴史を伴っています。ギリシャのイメージとして真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。祀られているのはギリシャの戦の神としても知られるアテナです。

神殿ではあるものの非常に長い歴史を持つため、様々な使われ方をされて現在に至っています。キリスト教に取り込まれることで聖マリアを祀ることになったり、オスマン帝国によってモスクになったりもしました。

法隆寺

日本の奈良県にある法隆寺は仏教聖徳宗の総本山であり、7世紀に推古天皇によって建てられたと考えられています。

そのため聖徳太子とも繋がりの深い寺院でもあります。西と東に分かれていて、西側には金堂や五重の塔が、東には八角形が特徴的な夢殿があります。また敷地内には建物だけでなく、仏像を始めとした様々な芸術品があることでも知られています。

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これらの宗教空間はいずれも世界遺産に認定され、サンピエトロ大聖堂や法隆寺は周辺のエリアも含まれています。またいずれもはっきりとした文献がないほど昔の時代にルーツのある建造物ばかりなので、それがよりミステリアスさに拍車をかけているとも考えられます。そして歴史の隙を突いたいくつもの逸話もあります。


長い歴史の中で戦争や火災などで焼失したり、破損した経歴もあります。そこには修繕の手が加えられていますが、そうまでしても元の形に戻したいという、周囲の人の宗教的な意味も含んだ意思を伺い知ることができるでしょう。"

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