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2023年8月の記事一覧

自宅をコメダにする

――自宅がコメダになったら、最高だと思いませんか? う~~ん………。 今年から、自宅で仕事をするようになったのだけど、まったく全然捗らない。たぶん、環境が悪いのだと思う。 「自分の怠惰を環境のせいにするな!」と思ったかも知れないが、その振り上げた拳を降ろして、ズボンの中にしまってほしい。ほら、不思議と落ち着くでしょう。 こんな主張をするのには、ちゃんと根拠がある。だって、コメダ(コメダ珈琲店)なら捗るのだ。 実は昨年、コメダが好きすぎて、コメダから徒歩5分の部屋に引

プロとプロの仕事と気持ち テレビという舞台(リング)で

「ジョブチューン」という番組をつい観てしまう。 気付けば、仕事のBGMがわりのはずが、結構ガチで観てしまう。 何度か炎上案件にもなったのでご存じの方も多いかもしれない。 例えば大手のコンビニやファミレス外食チェーンの人気メニューを、その道の職人というか海外でも活躍する日本を代表する(らしい)シェフやパティシエたちが「ジャッジ」をする。 試食し、合格か不合格かの札をあげて、理由や能書きをのたまう。 のたまう一流シェフだのパティシエだのはなんかパンチの効いた感じの人が多

写真で伝える岐阜のアパレル産業地(X-Pro2)

僕は東海地方で活動してるのですが 1番推したくて推せるポイントの多い街 岐阜県!! そんな岐阜県の駅近から紹介していきます! 岐阜駅前にある商店街そう 岐阜駅のすぐ近くに「繊維問屋街」の存在。 駅からも中問屋町と書いてあるデカい看板が見えます。(下記画像とは違う看板) 岐阜県は戦後 アパレル産業(既製服産業)が盛んで国内でも有数な産業地となりました。 昭和55年頃には1390店舗もお店があったそうです。 外側から外観もお見せします。 望遠レンズで切り抜いているの

『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』は何故、コンクールを軸に吹奏楽を語ったのか?

 2023年6月26日にアルテスパブリッシングから発売された拙著『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』は、ありがたいことに概ね好評な反応をいただいております。 しかしリアクションのなかには、批判の声も複数いただきました。SNSやメールで届いた様々な批判的見解の根幹はおおよそ一致していて、それは…… ひとりひとり細部は異なりますが、確認できた範疇では「コンクールを通して吹奏楽を語ること」が批判に共通する要素になっています。  わたし(小室)と漆畑、ふたりの共著者は、どうしてコ

文字組版の連載、スタートします!

このたびモリサワのnote3周年を機に、文字組版に関する記事をアップしていくことになりました。 この連載を担当するのは、モリサワの中で文字や組版、印刷、制作などに関して、普段からお客様のお困りごとの解決を行っている技術サポートのエキスパートです! 以下のような内容の連載を予定していますので、ぜひご期待ください。 文字サイズに関する単位の種類 禁則文字にはどんなものがあるの? 文字間の調整と詰め組 日本語の中のアルファベットの扱い方 ルビの種類と組み方 など モリ

「民俗学は、暮らしの伝言ゲーム」。岸澤美希さんが語る、いまの暮らしに役立つ民俗学とは

お話を聞いた人:岸澤美希さん 國學院大學文学部日本文学科卒の⺠俗学研究者(日本⺠俗学会所属)。 ウェブ編集者/ライター。論著に「関東地方の屋敷神―ウジガミとイナリ」 (『⺠俗伝承学の視点と方法』新谷尚紀編・吉川弘文館)などがある。 元國學院大學教授・国立歴史民俗博物館名誉教授の新谷尚紀先生に師事。 日本人の主食は、白米ではなかった? 身近な物事を入り口に、民俗学をやさしく紹介する人気ポッドキャスト番組「やさしい民俗学」。番組の中で、岸澤さんは民俗学をこのように説明しています

こころの健康を社会政策レベルで守ることを、倫理学からどう見るか(学習院大学法学部教授:玉手慎太郎)#誘惑する心理学

はじめに:健康は大事である 私たちは一人ひとり、人生において大事にしているものに違いがあります。仕事に情熱を燃やす人もいれば、家族と穏やかに過ごす時間に重きを置く人もいます。もしかすると、だれにも邪魔されずにそっとピアノを弾くことに何よりの幸福を感じる人もいるかもしれません。しかし、どんな人にとっても、健康が大事であることはたしかでしょう。健康でなければ、精いっぱい仕事をすることも、家族とありふれた食卓を囲むことも、そっとバッハの旋律をなぞることもままなりません。健康はすべ