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2022年9月の記事一覧

社会学者 松村一志さんが読む『英国心霊主義の抬頭』──わたしの仕事と工作舎の本#3

工作舎の本って、どんな人に読まれているんだろう。 どんな役に立っているんだろう。 「わたしの仕事と工作舎の本」第3回の寄稿者は 社会学/科学論 研究者の松村一志さんです。 松村さんの著書『エビデンスの社会学』(青土社刊)は 英国の名探偵シャーロック・ホームズの作家コナン・ドイルが関わった ある事件の紹介から始まります。 私たちが判断の拠りどころとする確からしさや科学的証拠とは何か? その概念がどのように成立してきたのか? 松村さんが注目したのは19世紀に大流行した心霊主義と科

「寄付のその先」にも想像力を働かせ、心からファッションを楽しみたい

「世界中から多くの古着が流入するガーナの現状や自分の問題意識を話すと、そんなこと知らなかった、想像に及ばなかったという反応が多い。けれど少し調べてみればインターネット上には情報が溢れている。アフリカに来たことがなくても、ここに友人がいなくても、自分の行動の先に何が起こりうるのか、善意からの行動であっても「寄付のその先」に何が起こりうるのか、ぜひ調べて考えてみてほしい。同じ地球というコミュニティに住む仲間として問題意識を共有し声を一つにできた時、一緒に大きな山を動かせるかもしれ

スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)

どんな本?著者略歴人類補完機構良くまとめられたサイトはこちら(大野 万紀:SF評論家) 感想読後に良くまとめられた書評を読むと「なるほど〜」と思い、理解が深まります。 自身の感想があやふやであると、イメージがそれに引っ張られてしまう、という影響は否めません。 MOH

Learning Journey in 女川町【さとのば大学】

さとのば大学 Learning Journey in 夏休みで、8月26日から二泊三日、宮城県女川町という町に行ってきました。 今回はその旅の記録を、このnoteに書きたいと思います。 参加したきっかけまず、なぜ僕はLearning Journeyを通して女川町に行こうと思ったのか。 それは女川町の魅力に惹かれ…と言いたいところですが、

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