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海外移住inイギリス!1ヶ月の生活費は?

皆さんは、イギリスの生活費に関してどのようなイメージがあるでしょうか?

『海外暮らしの中でも特に、イギリスで暮らすのは高そう…』と思っている方も少なくないかもしれません。

イギリスに限らず、移住する際に現地で生活するための費用は、どのぐらいかかるのか気になりますよね。

今回は、日本・イギリスの暮らしの違いが分かるように、イギリスの物価・生活費についてのリアルをご紹介してまいります。

また、今後イギリスへ移住予定の方に参考になるように、「生活費の節約術」も併せてみていきましょう。

イギリスの物価が高いと言われる理由

他の国に比べて、「イギリスの物価は高そう…」という意見を耳に挟むこともありますが、国内でも住んでいる場所によって、物価は異なります。

例えば、都市部であるロンドンやオックスフォード、マンチェスターなどは物価が高いことで有名。

理由として具体的には、家賃・地方税(Council tax)・外食費などが地方よりも高額になる傾向があり、一般的に高いと言われています。

しかし、地方や田舎に住んでいると、都市部よりも物価や生活費が安く感じられます。

日本でも都市部より、田舎の方が物価が安いですよね。

イギリス移住を検討している方の中で、物価の高さを懸念点とされているのであれば、都市部だけではなく、地方も検討してみてもいいかもしれません。

イギリスでかかる1ヶ月の生活費・内訳


イギリスでかかる1ヶ月の生活費は、前述したように「住んでいるエリアや家族形態、仕事・所得状況・車の有無」などにより異なります。

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今回は、”イギリスで暮らす大人2人暮らしの平均"をもとに、イギリスでかかる1ヶ月の生活費と以下の内訳をみていきましょう。

・食費、日用品
・家賃
・光熱費(電気・水道・ガス)
・通信費(携帯電話・Wi-Fi)
・交通費
・税金、医療費


※現在(2021年6月下旬)「£1=152円」のルートとなっています。

食費・日用品
食費・日用品の平均コスト:£320 - £400 (約48,750円〜60,932円)

各食材や日用品のコストは、以下のサイトをご覧ください。

食費・日用品は、日本よりも安いものもあることが分かります。

ちなみにイギリス人の買い物スタイルは、頻繁にスーパーへ行く日本人とは違って、週末などにまとめ買いする傾向にあるのが特徴的です。

※参考文献

https://www.expatistan.com/cost-of-living/country/united-kingdom

https://www.workgateways.com/working-in-the-uk/cost-of-living

【〜番外編〜節約できるおすすめスーパー3選!】

イギリスでも実際に住んでみると、節約に向いているスーパーが存在します。

うまく利用することで、食費を大幅に削減できます。

・Lidl
・Aldi
・Asda

LidlとAldiはドイツ系のディスカウントスーパーであり、現地でも人気のスーパーです。

物価が高い都市部在住でも、上記のスーパーを活用すると、うまく食費・日用品を節約できそうです。

他にも、現地のイギリス人が活用している一般的なスーパーは、Tesco, Morrison’s, Sainsburysなどがあります。

家賃
イギリスの家賃は、住んでいるエリアや住宅の種類によって異なります。

ここでは、都市部・郊外のアパートの家賃(1〜2ベッドルーム)をご紹介します。

・都市部アパート:£750 (約114,000円)
・郊外アパート:£614 (約93,490円)

特に都市部の家賃は、部屋数が少なくても高い傾向にあるのが特徴的。

家賃を削減するために、シェアハウスを活用して節約している学生や若者も多いです。

※イギリスではアパートのことを「フラット」とも呼ばれるのが一般的。
※家賃の他にも、地方税(council tax)も発生。

※参考文献
https://www.numbeo.com/cost-of-living/country_result.jsp?country=United+Kingdom

光熱費(電気・水道・ガス)

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光熱費は、住宅の種類や家族人数、さらには季節・時期によって変わってきます。

特にイギリスは日本よりも早くから寒くなり、どの家にも上の写真のようなガスを使用した「セントラルヒーティング」があるのが特徴。

冬によく使われていることから、冬季のガス代は高くなることが多いです。

一方で、イギリスの家ではクーラーは置いていない家が多く、夏季の電気代は日本に比べて低い傾向にあります。

【1〜2ベッドルームの家 光熱費平均コスト】

・電気:£34 (約5,170円)
・ガス:£33 (約5,020円)
・水道:£34.6 (約5,270円)
(上記は家賃に含まれる場合もあります。)

※参考文献
https://www.moneyadviceservice.org.uk/blog/what-is-the-average-cost-of-utility-bills-per-month

通信費(携帯電話・インターネットWi-Fi)

・携帯電話:£45.06 (約6,856円)

SIMカードや安価な携帯会社を活用すると、さらに削減することができます。

※参考文献
https://www.familymoney.co.uk/bills/mobile-phone-bills/mobile-phone-bills-introduction/

・インターネットWi-Fi(60 Mbps以上、無制限データ、ケーブル/ ADSL)£31.04 (約4,723円)

交通費(ガソリン代・電車、バス代)

・ガソリン(1リットルの平均):£1.26 (約192円)

ガソリン代は日本よりも高い傾向にあり、月々のガソリン代は移動距離によって個人差が大きいです。

また車を所有している方はガソリン代の他、車の保険料と車税が必要であり、費用は車の種類・所有しているエリアによって異なります。

・電車代(National Rail):近隣移動の平均 £2.5 (約380円)

電車で都市部へ移動したい場合は、早めに予約して購入すると、一般価格よりも安く購入できることが多いです。往復切符を購入する方がお得。

・バス、路面電車代:1時間 £1.55 (約236円)

ロンドン市内の移動であれば、バス・路面電車が安くておすすめです。

交際費(外食費・映画)

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・外食費:大人2人 £25 (約3,804円)

上記の写真は、「Toby Carvery」という現地のファミレスで食べられる、英国フードのローストディナーでドリンク別の価格は£7。 (約1,065円)

高級レストランや都市部のレストランで食事をすると、上記の平均よりも2倍程度費用がかかることもあります。

・映画:大人2人 £10 (約1552円)

イギリスの代表的な映画館「VUE」で観る場合の価格。

映画代は日本よりもやや安い傾向にあります。

所得税(Income tax)・医療費(NHS)

・所得税

税金は仕事形態・収入状況によって異なります。

所得税率については、以下の政府のサイトをご確認ください。

https://www.gov.uk/income-tax-rates

・医療費(NHS)

イギリス国籍でなければ、各VISAを申請する際に医療費の支払いが必要。

イギリス国籍・永住権所有の方は、支払いは必要なしの点が、日本の医療制度とは大きく異なる部分です。

医療費用はビザの種類・滞在期間・移住する人数によって変わってきますので、以下の政府のサイトでご確認ください。

https://www.immigration-health-surcharge.service.gov.uk/checker/type

まとめ

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イギリスの生活費についての紹介はいかがでしたか?

中には、「想像していたイメージとは違っていた」という方もいるかもしれませんね。

住むエリアによっては前後しますが、1ヶ月の生活費(大人2人)を合計すると、£1300 (約197,803円)程度は必要でしょう。

ひとり暮らしの方はその半分程度で、3人以上であれば、プラスで費用がかかります。

上記で紹介したような「節約術」を取り入れると、生活費は削減でき、場合によっては日本よりも安く快適に生活することができるかもしれません。

イギリス移住の予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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