自己紹介
黄金期と言える昭和の、先生方の少女漫画は本当に文学的で哲学的で、ヨーロッパが香る素晴らしい作品がたくさんありました。1973年生まれの私は、まさにちょうどその時代の恩恵を受けた世代で。本屋さんで「ベルばら」のコミックを見つけて、ぱらぱらした時の衝撃は今でも覚えていて。当時は小学校2年生くらいだったかな。ちょうどアニメでも放送された時期と前後していたかと思います。
巨匠、と言えるような先生方の、それも歴史超大作が大好きで、まさにそれで育った。つながるのか、テレビでは時代劇や大河ドラマが好きで、大人の家族が見ていなくても一人で部屋にこもって見ているような子供でした。そのまま、高校時代では既に歴史好きで、世界史分野で学者になりたいな、、なんて思いつつ叶わず。
その後、社会人になる頃に時代を遡って、萩尾望都さん作品と偶然出会った（やはり本屋さんで表紙に呼ばれて手に取った。前知識はまったく無く）ことをきっかけに、今更ながらという感じで、「昭和24年組」と呼ばれている先生方のことを知り、遅ればせながら読んでいたのが、会社員になってからという変則。
その頃、とくに萩尾先生の世界観や絵のタッチ、流れる空気が自分に馴染む..というと烏滸がましいですが、インスパイアされる形で小説を書き始めました。ちょうどその頃、学者への道を諦めたこともあって芸術分野全般に興味を抱き、ニューヨーク、ロンドン、パリへと旅に出たことも大きな刺激に。文学は試してもなかなか「読む」ことが定着しない中（漫画で育ってしまったので..）、「痺れる！」という感覚を味わったのは、19世紀のフランス女流文学でした。
そんな訳で、20代前半は、フランス文学と萩尾望都作品、により影響を受けながら、小説を書き始めた。当時はまだブーム到来前にも関わらず、休みになると奈良や伊勢に一人旅に出かけて、時折それが海外になり。友人とバンドを組んでみたら急に1ヶ月に30曲、作詞作曲してしまったり。なにかこう、クリエイティブな表現をしたいというエネルギーが溢れ出している時期でした。
電池切れで、25歳からやや低迷して。いったん、おやすみをしてから、29歳でまたまた、電撃的な体験をし。当時は幼い2歳の娘と実家暮らし、元夫とは別居中の時期でした。別居中、がポイントで。自分らしさを徐々に取り戻すようにして、あること（神秘体験的な。詳しくはこちらで）をきっかけに上の、2002年のシリーズものの完成時期に。
それで一区切りがついて、書き始めたのは超古代の歴史小説。超長編。
これらを書いている同時進行で、まずは離婚・・それから、ヒーリング、エネルギーワークと出会い、エネルギーレベルから癒される体験を重ねていく。ホリスティックな自然療法、アロマやハーブといった自然素材を活用するナチュラルライフ、が、自分に定着して行く時期。自然な流れで2004年にショップ、2006年にサロンをスタートし、一人親として子育て時期を過ごします。忙しくなって、執筆活動はいつかまた..と、筆を置く。
ヒーラー仕事と、クリスタルや自然派グッズを扱うショップ、二足のわらじで歩んで来た20年が、あっという間に過ぎて行きました。note には、そろそろ再び創作活動が出来るかな、と思って2022年にこのアカウントを作り。けれども中々、忙しさは減っては行かない。けれど、少しずつ少しずつ、周辺の仕事を整理しながらゆっくりと歩みを進めて、2024年7月、なんと18年振りに、新作を書き始めています。
そんな訳で、古い作品から代表して「水の男」を掲載してみました。
リアルタイムで配信する新作は、なんと、架空の文明アトランティスを舞台に。それも全くの空想ではなく、ヒーラーとしてサロンで垣間見させて頂いた多くの人々、人類の、魂の歴史を10億年の悠久の時の流れとして神話仕立てでまとめた「the Genesis」という手作りの書籍の世界観をベースに、書いています。半ばはフィクションのファンタジーであり、半ばは（シュタイナーなどが記したように）「人類のアカシックレコードに刻まれた歴史」を自分なりに受信して盛り込んだ、神秘主義者的な『歴史』とも言えます。
情報はOffice Earthkeeper のサイトに。
販売は、こちらの「世界樹 online」にて。
地球そのものに宿る「愛」のようなものの気配をいつも背後に感じて、マザーテレサが言ったという「自分は神の鉛筆」という言葉にも似た感覚とともに、創作のチャンネルに入ると自分を超えた感覚でほぼ自動的に書き続けるような感じになります。読む人のハートや、あり方に、少しでも癒しになったり、光や希望になるような瞬間をお届け出来ればと願っています。
興味を持って頂けたら…ぜひ、手作り製本の書籍や、現在書き下ろしている新作（会員制のサブスクリプションサイトにて配信）も、読んでみて下さい。
Love and Grace
Amari
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