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世界一周日記 #13|大事な保険の話。

前回、旅の持ち物の話を書いたけど、その他に準備したものとして、海外旅行保険がある。

マヨール広場での出来事

それは、マドリードのマヨール広場で、昼食を食べていた時のこと。

いくつかお店が並んでいて、スペインといえばパエリアを食べようと決めていたものだから、そのうちの一つに入った。

テラス席に座ると、どうやら斜め後ろ方面に、20代の日本人男性と思われる方が一人で座っているのには気が付いたんですよね。しばらくの後、注文したビールとともにパエリアと食べていると、何やら後ろのほうで

ガタガタガタッ!!!

と大きな音がする。

振り返ると、例の日本人男性が、文字通り口から泡を吹きながら椅子から崩れちていた。本当に泡を吹いているのなんて初めて見たかもしれない。

んでもって、周りも騒然としていたし、店員さんが出てきたりもしたし、自分も近くだったので駆け寄って様子を見に行った。

この時はまだ、何かしらの罠なんじゃないかと思って、わりと自分の荷物だったりを警戒してもいた。そして、その男性を起こしてみて声をかけてみると、逆にまったく動かないもんだから、むしろふざけてるんじゃないかという気にもなった(すみません)。

...いや、けど、本当にまったく動かないんですよ。したら、店員の一人が救急車を呼ぶからと言って電話をはじめ、「お前も日本人か?」と聞かれたもんだから、Yesと答えつつ、とはいえ知り合いでもないけど、何かしら頼りになる情報はないかと、彼の所持品なんかを探ってみたと思う。

その後の詳細なやり取りは覚えてないんだけど、おそらく救急車が到着するまでの間、彼に付き添っていて、ただ救急車が到着する前に彼が目を覚まし、状況を説明しつつ様子を伺うと大丈夫だと返事をする。お店の人がくれた水を飲ませなると落ち着いたため、救急車には乗らずにその場でもうしばらく休むことにした。

その間にもう少し話を聞いてみると、どうやら彼は海鮮にアレルギーがあるらしく、とはいえパエリアを食べてみたくなったもんで頼んでみたら、案の定、エビとかイカがダメだったということだった。笑

これだけでも驚いたのだが、さらに驚くことに、どうやら彼は海外旅行保険に入っていなかったらしく、もし実際に救急車に乗って治療でも受けていたもんなら、相当な費用を負担することになってしまっていたのでは!と思い、無事に回復したことで安堵した。

保険は大事

自分自身も、旅行中に病院に行く必要があるケガ・病気とか、何かモノを失くした・盗られたということはなかったのだけど、でも海外旅行に保険は必要だと思っています。特に慣れていない南米などの国に行く際には、何かあってからでは遅いですしね。

んで、決して宣伝をするわけではないですけど、損保ジャパンの「新・海外旅行保険 off」というものを利用していました。最低限はカバーされているプランを選ぶのがよいですね。

今日の一曲

泡(あぶく)を吐いていた、というエピソードからね。
King Gnu - 泡


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