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コロンビア帰りのボスと喧嘩

久しぶりのnoteは仕事のお話。

最近3ヶ月近くホリデーで母国に帰省していたボスが帰ってきて一緒に働き始めたのですが、これが大変です。。
コーヒーやドリンクを作るたびに「遅い」「散らかってる」と長々と言ってきて、朝のスロータイムはあまり作らせてもらえず、ランチのピークタイムだけいきなり作ってと言われるようになってしまいました。

先日ボスが直前に使っていたグラインダーをそのまま使って、抽出秒数を確認せずにコーヒーを作ってしまったたところ、「なぜ調整しないの?クオリティに責任を持つべき」とかなり長めにお叱りを受けました。
機会をあまり与えてもらえない中でのミスを延々に取り上げられて涙目に。
おしゃべりしてる時は愉快なお兄さんなのに、仕事のことになると褒めてくれない&指摘がきつくて長い、という感じで完全に心が折れました。

流石に限界がきてキッチンの子に
「毎回ミスだけを取り上げられてストレス」「コーヒーを作る機会がすごく減ってしまった、信頼されていない気がしてつらい」と愚痴りました。

すると彼は「君の気持ちがすごくわかるから、絶対にボスと話をするべきだと思う。自分自身が気持ちよく働くためにきちんと言わないと。」と言われました。

最初は「私が我慢すればいいだけだから言わなくていいよ。大事にしたくないし」と抵抗がありましたが、何度も「早く言いな」と急かされ、結局直接対決へ。

・勉強してきたことや今までのバリスタの経験から、自分なりにバリスタとしてのスキルに誇りを持っている。尊重してほしい。
・スピードなど今のカフェで働くに適してもっと成長する必要があると思うから、朝の時間もコーヒーを作らせてほしい
ということを伝えました。

するとボス的には機会は十分与えてるつもりだったらしく
「えーそんなことを考えていたの?知らなかった」とあっさりと受け入れてくれ、できるだけこの場所を使えるように配慮すると言ってくれました。
自分的には一大決心だったし、雰囲気が悪くなったりしないか不安があったんだけどそんなこともなく拍子抜け。

そしてその話の後からは本当に言った通りにしてくれていて、〈自分が納得できる働き方にするために意見を言う大切さ〉を学びました。
勝手に「信頼されていない」と感じていたけど、それは私の受け取り方でそうだっただけだったし、本心を話すことに不安を感じていたけど言葉にしてみたら大したことではなかった。

自分の考えを伝えるってすごく難しいから、今までは「自分が我慢してその場が過ぎるならそれでいいや」と言う考えでしたがそうではなくて、きちんと伝える必要があるんだなと身を持って感じた、貴重な経験でした。
おしまい

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