毎日読書など日記・2962日目

2023年10月19日木曜日・雨時々曇り・やや温

朝TV「きょうのわんこ」「ブギウギ」見る。『蹲る骨』読まず。

北の御番所・反骨日録八『捕り違え』(芝村凉也、双葉文庫2023年8月)、最後の「第三話 陥穽」を読み終える。仕掛けられた罠にはまった主人公が窮地に陥る話と予想していたが、違った。罠を仕掛けた相手の方が逆に追い詰められ二進も三進もいかなくなる話で、尚且つ「第二話 捕り違え」の直接的な続きでもあり、さらにその前からできていた因縁の「挙げ句の果て」でもあった。
 これでシリーズ八冊の再読が終了した。12月発行予定の九冊目を待つのみとなった。待ち遠しい。

『迷い熊阻む』(芝村凉也、双葉文庫2019年12月)を少し読む(再読)。家の中のどこかにはあるはずの「長屋道場騒動記」シリーズ一作目が見つからず、とりあえず見つけたこの三作目。

『秋声惑う』(芝村凉也、双葉文庫2011年10月)、「第一章 うつろう景色」(約55ページ)を読む。これも「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズの三作目。やはり一作目が見つからず仕方なく読み始めたがあっという間に「第一章 うつろう景色」を読み終えた。再読だが面白い。シリーズ全15作品で作者の代表作であると思う。

本の整理を始める。『Dー妖殺行』(菊地秀行、ソノラマ文庫1985年)に捕まる。「第一章 死人の村」と「第二章 逃亡者たち」をつい読む。「吸血鬼ハンター」シリーズの三作目。全く覚えていない場合はもう再読とは言えないに違いない。こんなに進むテンポとリズムがよく、こんなに面白く感じるとは予想していなかった。

卓球をしない日。

終わり
 

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