声優になる前と後で感じたギャップ。オーディションの頻度がかなり少ない。
こんにちは。ADHD声優のきままです。
今回は、小規模の声優事務所に所属している私が、オーディションに落ち続けて感じたリアルな心情をお伝えしようと思います。
結論を言うと、精神的にかなり辛く、オーディションに落ちたことを長い間引きずってしまいます。
私は声優に憧れていた一般人の頃、色々な声優関係の本を読み漁っていました。その時読んでいたある本に、「オーディションに落ちるのは当たり前。いちいちそんなことを気にしていても仕方がない、切り替えるしかない」と書いてありました。
確かにその通りだな〜と思いましたし、もし自分が声優になったらこの言葉を思いだそう!と思っていました。
そして私は声優になり、実際にオーディションに落ち続けていますが・・・心を切り替えるのはかなり難しいです。現実は重く苦しい。
一般人の頃の私は、声優事務所に入ったらオーディションが1週間に1度くらいは必ずあって、そこで落ちたり受かったりするものだと思っていました。養成所生だった時もそう思っていました。
しかし現実はそうではありません。月に1回オーディションがあるかないかです。(3ヶ月〜半年ぐらい何もない時もありました。)
そんな頻度なので、オーディションの連絡が入った時はかなり気合を入れて挑みます。
しかし、落ちるんです。
「次のオーディションって・・・いつなの?1ヶ月後?半年後?」
「ダメージ・・・大きすぎない・・・?」
という感じです。
その数少ないチャンスをつかみ取れる実力がある方々が、売れっ子となっていきます。
大きな案件になればなるほど、求められることが多いです。歌、ダンス、容姿、SNSのフォロワー数など・・・。
果てしない戦いに挑むには、日々の練習で鍛えていくことしかやれることはありません。
最近やっと元気になってきたので、そろそろ行動を起こそうと思います。(2024年9月現在の私は、以前の無気力状態から抜け出し、体が動けるようになってきました。)
とはいえ、報われるのかどうか分からないことに時間を費やすのは結構ストレスです。
なので実験として、練習を習慣化させてみようと思います。
まずは1日5分で終わるような練習(基礎練など)をやってみて、続けられそうなら拡大していきます。
以上です。
読んでいいただきありがとうございました。
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