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「条件反射(パブロフの犬)」を使って魔法のようにリラックス状態にする方法

「商談のときにいつも緊張してしまう..」
「満員電車で過呼吸気味になる..」
「人前で喋るのが苦手だ..」

上記のような悩みをお持ちの方に
気軽に実践できて、
尚且つ効果もある
心理学をシェアします!

✔️今回のテーマ

パブロフの犬について解説をします

✔️筆者について

新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。

当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..

1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年9月現在、3年6ヶ月再発なし)

🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済

私の読者はパニック障害を
患っている方が多いかと思いますが、
発作が起きそうな場面でも有効です。


①条件反射とは?

レモンの写真を見ただけで口が酸っぱくなる

条件反射(じょうけんはんしゃ)とは、動物において、訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動のこと。ソビエト連邦生理学イワン・パブロフによって発見され、パブロフの犬実験で有名になった。

引用:Wikipedia

人は条件付けをすることによって
結果に対する直接的な行動を
していなかったとしても、

行動したときと同じような
身体、精神症状を
感じることができます。

これをレスポンデント条件付けと呼びます。

少々分かりにくいと思うので、、

次章で「パブロフの犬の実験」を
例に分かりやすく説明します。


②パブロフの犬の実験

「パブロフの犬」とは
条件反射を簡易的に
説明する為の元になった
実験のことを言います。

犬が飼育係の足音だけで
ヨダレを垂らしているのを見て
発明した実験らしいです。

画像を使って順番に解説しますね!▼


犬にエサを与えると

犬は唾を出します。

人間も同じように
本来持っている生理的反応で
これを無条件反応と言います。


犬にエサを与えるのと同時にベルを鳴らす。

犬は唾を出す。

これを繰り返す

エサを与えるのと
同時にベルを鳴らす。

犬にとってベルの音と
唾が出る反応は無関係。

現時点でベルを鳴らして
「誘発する行為」は
中性刺激
になります。


ベルだけを鳴らす

犬は唾を出す

エサを与える(無条件刺激)
ベルの音を同時に鳴らす(中性刺激)
何度も繰り返すことによって、

ベルの音と犬が唾を出すことは
直接的な関係はないが
やがてベルの音を鳴らしただけで
犬は唾を出すようになる。

これを条件反応(レスポンデント条件付け)と言う。


③パブロフの犬を利用したリラックスの仕方

「パブロフの犬の意味は
 なんとなく分かったけど
 結局の所、これをどう
 実務や生活で活用するの??」

そうです!

ここからが本題で、
私が一番伝えたいパートです!

上記で紹介した
パブロフの犬の実験を利用して

「この音を聞けば」
「この匂いを嗅げば」
「この動作をすれば」

「リラックスができる」

と条件付けを自分にかけてあげます。

そうすることによって、

緊張状態を意図的に
リラックス状態に
変えることができ、

「ここぞ!」と言うときに非常に役立ちます。

3−1 リラックスする方法

リラックス方法は人それぞれで
普段あなたがリラックスする行為を
条件付けすればそれでOKです。

ただそれだけと物凄い
投げやり感があるので..笑

私が実際に行っている条件付けを
紹介します!!

⚠️ これが唯一無二ではないので
 参考程度にしてご自身の感覚を
 一番に考えて下さいね!

 緊張しているとき、
  自分家の柔軟剤の匂いがついた
  ハンドタオルを嗅ぐ

 人前で話すとき、
  ニコニコしながら話す。

 腹式呼吸。
  (手の平に「人」を指で書いて、
   それを鼻で吸うおまじないをする)

 「緊張している」と言ってしまう

 好きな作業用音楽を聴く
  (私のオススメのリンクをシェアしますね!▼)

長い人生の中で、
緊張や不安な場面は多く訪れます。

過去の私のように
パニック障害などの
精心疾患で悩まれている方も
多くいらっしゃると思います。

少しでも今回の記事が
皆様の参考になれば幸いです。

動画版はこちら▼


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